東京女子プロレス所属の木場千景さんが休業するまでのことを書きました。
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たぶん、DDTのリングに上がって挨拶したのは実際には見てないと思うから、秋葉原のtwinboxが正真正銘初見だったかと思います。
その、2013年1月30日~2015年7月7日までが、ちょうど888日でした。
そんな感じで2年半を振り返って見ようかなと思います。
初期メンの3人は、最初に確かtwinboxステージに私服で出てきて
ステージ上で挨拶をして、(当時はマットなので前半に固めて)アイドルのライブがあって、本編のマット上に最初に現れたのは、木場ちゃんと木曽レフェリー(サンボ全日本3位)、そして旧姓サンボ大石こと、経験者の大石真翔が審判をしたサンボのエキシビションだった思います。
サンボについて、そんなに詳しくないはないのですが、階級がある競技なので、木曽レフェリーとはさすがにサイズが違うかなと思いました。
まあ他に相手も居ないんですが。
エキシビションは基本的に木曽レフェリーが木場ちゃんを圧倒して、意地を張った木場ちゃんが時間いっぱいで1本とるくらいの感じだった気がします。
個人的にはサンボのエキシビションは面白かったんですが、さすがに2試合しか組めないのに、1~2ヶ月に1度の試合間隔で、2回連続でサンボルールのエキシビションなのは残念だなと思っていました。
3戦目でとうとう初めてのプロレスルールでのエキシビションになって、唯一人、プロレスらしいプロレスをやっていたKANNAちゃんが体格差で押す展開ではありましたが、最後は木場ちゃんがビクトル式膝十字で勝ちという結果。
この段階では初プロレスルールの木場ちゃんが勝ったのは驚きました。
KANNAちゃん的には残念、木場ちゃん的にはやっとプロレスができたっていう感じだったのではないでしょうか。
そして、山下との初対決(エキシビション)になるわけですが、プロレスルール、マット、初対戦という条件の中で戸惑いみたいなものが試合の中に見え隠れしていたような気がします。
この後、DDT両国でデビュー戦をしてからの1年ちょっとは楽しく観戦していました。
大森のお祭りにも出てたし、北沢での旗揚げはメインだったし、戸田ボートとかも楽しかったし。
受験で休んだりもしてたけど、それでも当日会場に来たりして嬉しかったことも多かった。
2014年のプリンセスカップは早々にコケてしまったけど、それはそれでぼんやりと覚えてる試合内容的に、あれが坂崎のキャリアベストだったと思うから。
2015年に入ってからは出たり出なかったりで、無理して続けるよりもちゃんと学校に行ったほうが良いと思っていたので、仕方ないなと思いましたし、新木場もあったから夏休みまでは出るかなと思ってたけど、まあそういうものは突然来るわけで…。
そして色々と思うところがあったので、これを機に毎回通うような観戦スタイルは辞めようと思いました。
本人はどんな選手になりたかった分からないけど、とにかく身長のせいで負けるようなことがない上手い選手になってほしいなと思って見ていました。
サンボをどの程度までやっていたのかは知る由もなかったですが、折角、他の二人と違う特徴があるんだから、それを活かしてほしいなと。
どうしてもロープよりも下の位置での動きが多くなるスタイルだったので、団体がマット中心からリング中心の活動になる時に、その場にあった見せられる部分をちゃんと考えていってほしいなという風にも思っていました。プロレスファンだからね。
実際、あの環境(主にDESEO)でのマット上で展開するグラウンドは、見下ろし視点で見れるので見やすいけど、リングは見上げることが多いので、グラウンド中心になると見にくくなるから。
そんな中でも鎌固めとか、河津落としからの卍固めとかはリングでも見栄えしてた。
相手と向き合う時も、サンボ風にひとり低く構えてたし、たまに見せた片足タックルなんかはとても良かった。
タックルに関してはカンナちゃんがスピア(大家さん→ベルサイユの槍)を決め技に使うようになってあまり使わなくなったのかな。
結局何回くらい使ったか分かりませんが、「タックルいいよ、タックルやろうよ」って売店で言った気がします。
私が何か興奮していただけのような気はします。
サンボエキシビションのラッシュガードとハーフパンツから、紫の忍者風になった時は、もうちょっとなんか…って思ったけど、その後結構すぐに上が今の形になって、その後下が横ヒモになってカッコよくなった。
天井の高い会場だと、普段やらないのに入場で何故か突然コーナーに上がってアピールしたり、欠場時にコスプレしたりしてオタクなのは分からないでもないけど、掴みどころもないし、よく怒ってたし、不思議な選手ではあったなと思います。
それに想像以上にプロレス好きだったな。
インターネットでもあんまり愛想無いし、実際の喋り方もあんな感じでしたが、実際に話をすると楽しかったし、そんな感じも嫌いじゃなかったよ。
(今のところ)最後に、普段は行かないドロキのイベントに行って、「復帰して試合する時にはまたチケット頼むから教えてね」と伝えてきました。
そして、このタイミングで山下選手と辰巳選手に紹介してもらって帰ってきました。
木場ちゃんと私の888日はこれにて終了、そして889日目からの待つ日々がはじまりました。
ご都合よろしければ復帰していただきまして、また試合を見れるようになればいいなと思います。
それじゃあ、またいつか。