【ラジオ書き起こし】20151002「ORDINARY FRIDAY~つまりシケた金曜日~」まっすぐ帰りたくナイト

20151002
ソラトニワFM
「ORDINARY FRIDAY~つまりシケた金曜日~」
まっすぐ帰りたくナイト

※音源は https://note.mu/sumorock/n/n9a57d9b584f8

【スー】ジェーンス・スーさん
【スモー】スモー記念日


書き起こし本編

【スー】まっすぐ帰りたくないなぁ、とジェーンスーの友達がフラーっとスタジオにやってきてペロペローっと喋って、シャーっと帰っていくこのコーナーですけれども、今日はですね定期的に来ていただいております、プロレス大好きおじさん兼、アイドル大好きおじさんのスモーさんでございます、よろしくお願いします

【スモー】よろしくお願いします

【スー】ちょっとドルオタのおじさんたちにスモーさん出てますよってTweetするんで

【スモー】ハハハ

【スー】ちょっと待ってもらえますか…

【スモー】いやそんなね…

【スー】スモー…えーっ、スモー…

【スモー】アイドルの話は基本しないですよ

【スー】スモーさん出はじめましたので…

【スモー】なんか…それおかしいですよ

【スー】はい、スモーさん出はめました、ラジオ聞いてください(送信)

【スモー】そんなね、アイドルオタの人が聴いて楽しいようなことは何一つ言わないので…大丈夫ですよ

【スー】あのですね、実はドルオタおじさん…

【スモー】ドルオタおじさんたちに、そんな話しかけないでくださいよ

【スー】話しかけました!あのですね、1回目に来ていただいた時は、DDTがアイドルと対バンで…

【スモー】そうですね

【スー】女子プロレスをはじめた、ライブハウスで

【スモー】はい

【スー】しかも、リングが無いからマット置いて、体育館のマットをねってやってて、結構なかなかすごいのがはじまったぞっていうような話をしてくださって

【スモー】はい

【スー】 2回目に来た時に、アイドルとの対バンは無くなりました、と

【スモー】そうですね、無くなっていきましたね

【スー】しかし、客は増えて行っている

【スモー】そうですね

【スー】ただ、公演に関してなかなか含蓄の深いことを言ってくださって、それ未だに私、覚えているんですけども、同じ客が来るから、この時とこの時は埋まるけど、もう一個大きい会場でやるとできない

【スモー】そうですね

【スー】みたいな話をしていたじゃないですか、その辺りから今日はもう一回話をはじめましょうか

【スモー】はい、えーっとあの時は、えーっと新宿FACEを一回やって、400人ちょっとの動員があったんですけども、そのあと300人規模がなかなか埋まらず、150人規模の常打ちでやっていた会場は超満員っていう…(その後)超満員というのは超満員なんですけど、売り切れることは無くなった、なだらかな失速を感じるという感じだったというとこですね

【スー】その時、超満員は王子っておっしゃってたんでしたっけ?

【スモー】そうですね、王子のBASEMENT MONSTARっていうライブハウスにリングを立ててやって、150人くらいの規模

【スー】そこはパンパンで盛り上がる?

【スモー】盛り上がってる感じでしたね

【スー】じゃあっていって会場を大きくすると、今度は入らない

【スモー】まあ、最終的にはそこそこ入るっていうか、売り切れはしないけど満員にはなるくらいの感じで、まあやってるんですけれども、また今回、先月ですけれども9月に新宿FACE、今回は椅子を増やして、今回は450人弱でまあ一応満員っていう感じになりましたっていう

【スー】ほー

【スモー】でー、結局その直前まで、結構前の席も余ってるみたいな感じではあったんですけども、最終的にはそこそこ埋まった、前回よりも椅子が増えて、3、40人ですかね、動員が増えた感じ、まあ半年でですね…半年で3、40人動員が増えるって上り幅としては大したことないかなっていう風には思うんですけど

【スー】ふんふんふん、なかなか諸手を挙げてっていう感じではないですよね

【スモー】まあそうですね、前回(の出演)から今回までの間っていうところで、ボクはその東京女子プロレスに行かなくなったんですね

【スー】えーっ!!

【スモー】はい、2年半

【スー】通ってて

【スモー】通って

【スー】しかも、客10人みたいな時から行ってたのに!

【スモー】ま、そこまで少なくはなかったですけどね(笑)

【スー】(笑)ごめんなさい、ごめんなさい

【スモー】まあ3、40人くらいの時から見ててですね

【スー】ちょっと盛っちゃった

【スモー】あのー、行かなくなったんですよ

【スー】んー!

【スモー】それはー、春、夏前くらいですかね

【スー】うん

【スモー】ボクがずっと見てた、ファンだった選手が、まあ大学生の子なんですけども、学業で休業をすると

【スー】おーおーおー

【スモー】無期限、理系の大学生なんで

【スー】はい

【スモー】まあ学校厳しいと

【スー】なるほど…

【スモー】っていうので、それで、それをきっかけにですね、まあ他にもいろいろ理由はあるんですけれども、会場には行かなくなったという感じですね

【スー】スター選手はその後…前、来た時は、そこまでのスターは育ってないみたいな感じだったと思うんですけど

【スモー】そうですね、まあやっぱり選手はそんなに爆発的に良くなることもなくて、まあ悪くもなってないかなっていう感じで2年半経ってしまったので

【スー】若干ルーティーン化してきちゃってるところはある

【スモー】はい

【スー】その女子大生の女の子が離脱したことによって、離れてしまったファンていうのはたくさんいました?

【スモー】いないと思います、ハッハッハ

【スー】(笑)そうなんだ!?

【スモー】(動員等には、ほぼ)関係ないと思います、たぶん

【スー】それは関係ない

【スモー】ま、いても5、6人じゃないですか、いいとこ

【スー】じゃあ2年半とは言わなくても、今まで見てた人達は、スモーさんはじめ、離れちゃった人(理由)は何だったんだろう

【スモー】なんですかね、あんまりやっぱり、その…成長が見えないところがどうしても感じられたっていうところで、やっぱりあの…面白い人には面白いんだけど、新しい人が居つくような面白さではなくて、好きな選手がいて、その選手を見てる人は楽しい、それはその選手がいる限り楽しいじゃないですか

【スー】そうですね

【スモー】そういうところがまあ、全体のレベルが上がっていく感じが無かった

【スー】好きな選手がいるっていうだけで行くと、停滞化はしてきますよね、どうしても

【スモー】そうですね

【スー】でもDDTっていったら、インディーズプロレスっていうところから、あれだけ動員を増やして、色んなとことコラボしてっていう、高木社長の手腕が素晴らしいっていうのは誰もが知っているところではないですか、それはなかなか手法としては新しいものには応用できなかったっていうことなんですかね?

【スモー】ある程度の、王子がいっぱいになってたとかっていうところで、あんまり中心的に動くのが高木三四郎じゃなくなったっていう

【スー】(息をのんで)そうなんだ…

【スモー】代表が別に立っているので、その人は前に女子団体の代表をやっていた、社長をやっていた人なんですけれども、そちらの方が代表で立っているので、そちらの人が中心に団体を運営していくというような流れで、そこについていけないっていうところはあるっていう感じですかね

【スー】やっぱり、アイドルとかもよく言われますけども運営の体質と合う合わないっていうのが、見る側としてはあるもんなんですかね

【スモー】大きいと思いますよ、面白いことをやり続けている人は面白いですし、

【スー】うんうん

【スモー】まあ色々、その人たちなりに手は打っていると思いますけども、そのやってる側があんまり変わらないとか

【スー】うん

【スモー】それってやっぱり、選手だけじゃないじゃないですか

【スー】そうね

【スモー】だからあんまり…結構無理して行ってるところがあったんですけど、まあ見たい選手が出ないっていうところで、無理する必要が無くなったなっていう風にボクは思っちゃったんですよね

【スー】そのやっぱり高木さんっていうのは、別格ですか?

【スモー】まあちょっと違いますね

【スー】ああそうなんだ…

【スモー】同じことをやったとしても、高木三四郎がやったら面白いみたいなところはある

【スー】ふうん、何が違うんでしょうね?

【スモー】うーん、まあ人が違うとしか言いようがないですよねー、もう何がどう違うではなくて、存在感がもうちょっと違うんでしょうね

【スー】やっぱり団体の花形選手ができるまではやっぱり、運営をしていく側にカリスマ性が無いとちょっとお客さんは着いて来れないんですかね?

【スモー】多くの場合は、そこは選手が

【スー】担うところ

【スモー】やってる、代表なり社長なりをやってる事が多いじゃないですか

【スー】あーあーはい、そうですよね

【スモー】そこはそういう一人、トップに立つっていうバランスがあると思うんですけど、東京女子プロレスに関しては、別のスタッフというか代表、男性の方が代表をやっていて、選手は横一(列)で、全員新人なので基本横一で、まあその後に、どんどん新しい練習生から選手になる人達が今増えてはいるんですけども

【スー】はい

【スモー】そういうところでは、やっぱり…同じ事やったとしてもこの人だったら許せるけど、この人だったら許せないとかってあるじゃないですか

【スー】うんうん

【スモー】そういうことが積み重なって、ボクは行かなくなったっていう感じですね

【スー】信頼関係と、その人の過去の実績みたいなのがどうしても加味されるんですよね

【スモー】そこはまあ、あると思います

【スー】じゃあそれからプロレス見なくなっちゃったんですか?

【スモー】いや、それからはですね、前回の最後に、もしかすると流行るかもしれないっていってた、ガンバレ☆プロレスっていうのがありまして(笑)

【スー】(笑)はいはい、覚えてますよ

【スモー】楽しい名前のガンバレ☆プロレスっていうのがありまして、そちらの方には続けて行っているんですけれども

【スー】今日初めて聴いた人もいると思うんで、ガンバレ☆プロレスの概要を簡単に

【スモー】ガンバレ☆プロレスっていうのは、大家健っていう元DDT、元ユニオンプロレスっていうDDTの系列団体を退団して、1人で1万5千円を元手にプロレス団体を立ち上げた

【スー】すごいね!

【スモー】っていう、その大家健っていう選手がいるんですけれども、それとDDTの本体では映像の仕事をしている今成夢人っていう…

【スー】何故か私、相互フォローなんですけど、何故だろう…

【スモー】元学生プロレスをやっていた、アマチュア映画監督だった今成夢人という選手と二人でやっている団体で、基本は大家健がこれまで10数年ですね、プロレス界にいて関わってきた選手だったりとか、今成が関わってきた選手だったりとかっていうのが出てくる、相手として出てきたり、仲間として出てきたりっていう、結構ドラマ重視というか、これまでの二人の足跡を辿ってくるような形の団体をやっているんですね

【スー】っていうことは、はじめて見る人よりは、今までプロレスをある程度見てきた人の方がストーリーとしてはくみしやすいというか

【スモー】まあそれはそう思うんですけどね、でも全然全く新しい切り口から来た選手だったりとかもいるので、ボクちょっとあんまりよく分からないんですけど、人気Youtuberのシバター

【スー】分かんないです、Youtuber

【スモー】ボクも全然Youtuberとか見たことが無かったんで

【スー】 Youtuberやったらいいじゃないですか

【スモー】ちょっと無理っす

【スー】お菓子の解説とかしたらいいじゃないですか

【スモー】難しいです

【スー】ハッハッハ

【スモー】でまあそういう全く新しい、っていっても格闘技をやってた人なんですけども、そういう人が出てきたりとか

【スー】ふんふんふん

【スモー】またDDTの系列団体の若手の選手だったりとかが参戦してきたり、最近ファンになったっていう人でも楽しめる要素だったりとかっていうのは色々とある団体だと思います

【スー】アレから半年どうですか?

【スモー】アレから半年ですね、新宿FACEっていう今回東京女子プロレスもやったんですけど、DDTの系列の団体だったりイベントだったりとかっていうのが、シルバーウィークの最後の2日間に昼夜で4興行やるっていう

【スー】うんうん

【スモー】そういうイベントの中のひとつの興行だったんですね、ガンバレ☆プロレスもそれをやりまして400人弱入りまして、普段その王子のBASEMENT MONSTARっていう東京女子プロレスと同じ会場でやってるんですね、昼夜で借りてやってるみたいなところなんで、同じ会場でやってるんですけれども、東京女子プロレスよりも客が入らないんです普段

【スー】普段は

【スモー】はい、まあFACEも東京女子プロレスよりは動員が無かったんですけども、全然満員と言っていいくらいの客入りで、普段よりチケット売れてます!っていう話をしていたんですけど、普段のキャパの3倍なので、チケットが売れてないってなったらどういうことだよって話なんですけど、まあチケット売れてるんですよっていう話があったんですけど、そらそうだよねって話で

【スー】ハハハ(失笑)

【スモー】そういう人が代表をやっているので、ホントに頑張ってほしいなと

【スー】牧歌的ではあるから支えたいっていう

【スモー】まー、ボクはその大家健っていう人は、練習生の頃から知っているので…支えたいっていうほどの熱い気持ちもないんですけど、まあまあまあ付き合い長いしね、みたいな(笑)ところで、応援をしている感じですね

【スー】スモーさんアイドルもお好きじゃないですか

【スモー】はい

【スー】アイドルを興行として見に行くのと、プロレスを興行として見に行くのと、共通点と相違点っていうのはありますか?

【スモー】えーっと、共通点と相違点というよりは、プロレスの場合は「対バンライブ」ですよね

【スー】うん

【スモー】試合が何試合かあって、出る人が違う、出すものが違うっていう

【スー】そうですよね

【スモー】プロレスは、はじめから「対バンライブ」っていうのを想定しているもので

【スー】はい

【スモー】で、アイドルはどっちかっていうと、「見たい人が(を)見たい」、ボクの場合はですね、見たい人が見たいので対バンライブよりは

【スー】単発

【スモー】まあソロでやってもらった方が良いというか、単独でやってもらった方が良い

【スー】あ、そうか、希望するものが同じじゃないんだ

【スモー】そうですね

【スー】自分が推しているアイドルだったら、色んな人達が出るイベントじゃなくてその1個(1組)

【スモー】はい

【スー】だけどプロレスの場合は、組み合わせの妙とかも含めて

【スモー】そうですね

【スー】どううまく組めるかっていう

【スモー】まず一人で出てくるっていうことが無いわけじゃないですか

【スー】そうですね、1試合っていうことも無いですからね

【スモー】ま、1試合っていうことも無いことはないですけど、ごく稀ですから

【スー】うんうん

【スモー】で、そこは組み合わせだったりとか、同じ曲をやるわけでもないですしね

【スー】そうだね、そうだ

【スモー】なんでやっぱり見方は全然違うというか、その大きい流れで見ている分というのは似ているところがあるんですけど

【スー】それね、たぶんアイドルとかプロレスとかを長期で応援したことが無い人には、大きい流れでものを見るっていうのが分かんないと思いますよ

【スモー】まあそこは…

【スー】それ説明しましょうよ!ちゃんとやりましょう

【スモー】そこはやっぱり難しいところで

【スー】そう思う、そう思う!ただやると…私も現場から離れてだいぶ経ちますけど、大きい流れでもの見ている人の方が楽しいは楽しいわけですよね?

【スモー】そうですね、やっぱり楽しみっていうものの質が、単純に言って2つあるじゃないですか、その日面白いっていうのと、それまでの流れが面白いそれからの流れが面白いっていうのがあるじゃないですか

【スー】はい

【スモー】単純に倍楽しいって感じる可能性があるっていうところですね

【スー】例えばアイドルなんかだと、年齢も、一番成長で変化が出る歳じゃないですか

【スモー】はい

【スー】 10代前半から後半とか、10代後半から20代とか、だからそこまでの審美眼がなくても、全体としての流れを見ている、その日が楽しい楽しくないっていうのもありますけど、純粋にただ目に映るものが形が変わっていくので

【スモー】はい

【スー】その部分での楽しみっていうのは掬い取りやすいと思う

【スモー】面白いところは、ホントに短期間でも変わる子は変わるんで

【スー】グッと伸びたりする、そう、そう思います

【スモー】面白いと思いますよね

【スー】ビジュアルだけじゃなくて技術も含めて、あと意識とかが変わったのはハッキリわかったりっていうのが、長く見ていると楽しめることだと思いますけど、プロレスの場合はそれどこに現れるんですか?30代のおっさんとかもいるわけじゃないですか

【スモー】プロレスは、アイドルでいうところの意識が変わったっていうところは、一番最初に意識が変わるところって、多分客が見れないところなんですよ

【スー】うん

【スモー】練習生からプロになる

【スー】はいはいはい

【スモー】プロになる瞬間て

【スー】お客さんに見えないもんね

【スモー】はい、試合しか見れないので、それまでにやっぱりそういう瞬間があると思うんですよね、それは客が見れないんですけど、その後に変わっていく瞬間ていうのは、歳をとってもあるんですよね、ある選手は飛んだり跳ねたり派手なプロレスをやっていたのに、突然グラウンドのねちっこい、ゴロゴロ、ゴロゴロ転がるようなプロレスをやってみたり、そこで多分意識が変わってるし、その意識が変わった理由っていうのがあるんですよ、そういう(今までと違う)プロレスが良いと思った人もいれば、今までやってたことができないからどうしようって考えた人もいると思うんですよ

【スー】所謂、迷走のうちの一部としてそうなっちゃったんじゃないかっていう人もいると

【スモー】そうですね、考えてなった人、そうしかできなかった人、ホントにすごい人は何も変わらないかも知れないです

【スー】うんうん

【スモー】引退するまで、バンバン飛んで、運動能力が全然落ちないみたいな人もいないことはないと思うんです、もしかしたらそういう人は活動期間が短いかもしれないですけど

【スー】そうですね

【スモー】そういう人達が、やっぱりその人それぞれ違ったり、その人たちが集まって団体を作ったりとか、興行を作っているので、すごい爆発的に面白い日があったりとか、コケる日とかも当然あるんですけど、そういう意味では、ガンバレ☆プロレス大家健っていうのは、ガンバレ☆プロレスを作った時、たぶんキャリア10年くらいの時なんですけれども、30代中盤で、そこで一回意識が変わっているんですよ

【スー】それは分かる?見てて

【スモー】分かる…うーん、まあそうですね、ガンバレ☆プロレスで「プロレスをメジャースポーツにする」と、大家健が

【スー】はい

【スモー】で、大家健て言っても誰も知らないんですよ、世間の人たちは、だけどその人がメジャースポーツにすると、それを自分たちがやらなければいけないんだと言ってやりはじめて、はじめみんなバカにしてるんですよね

【スー】ふんふん

【スモー】大家、っていう選手がどのくらいできないのかをみんな知っているし、でもそれを言い続けたんですね彼は、言い続けた結果、ちょっとずつステップが上がってるところが垣間見えて、やっぱりその、まだ全然もっと変わらなきゃいけないんですけど

【スー】うん

【スモー】やっぱりその1年半、2年くらいですかね、ボクが見てるのが2年くらいなんですけど、その中でもだいぶ変わってきた

【スー】うん

【スモー】その流れとしては面白い方にまだ進んでいる感じがあるっていう

【スー】やはり、あのー楽しみ方としては、成長譚としての楽しみ方を持ってた方が、ってことなんですかね

【スモー】そうですね、長く見る部分ではそういうところがあった方が良いと思いますけどね

【スー】あのー、自転車来てるよ、けんちゃんさんからですね、エビ中の大きい流れを説明しなよって来てるんですけどね

【スモー】エビ中の大きい流れですか?

【スー】大きい流れっていうのを、今プロレスで話していただいたんですけれども

【スモー】あー、そうですね、それまでもいっぱいあった部分ではあると思うんですけど、一番大きい…エビ中って5人ではじまって、人数がどんどん増えて、増えて減って、増えて減ってを繰り返しているグループではあるんですけれども、…あのーメジャーデビューの前、当時のリーダーが辞めるんですね、転校しちゃうんです

【スー】はい

【スモー】その時に大きく意識が変わってると思うんですね

【スー】メンバーと運営と両方っていうことですか?

【スモー】そうですね

【スー】ファンも?

【スモー】メンバーと運営、ファンは多分その時は変わっていないと思います、でそのメジャーデビューに向けて、その時メンバーは9人になって、そこでそれまでもいろいろ変わってきた部分がありつつも、そこで大きく、メジャーデビューっていうところもあって変わるっていう、でそのままのメンバーで2年くらいですかね、やってきて

【スー】うん

【スモー】またその中でどんどんハードになってくるわけですよ、活動が

【スー】はい

【スモー】活動がハードになってきたところで、学校があるとか

【スー】そうですよね、学業に専念しなきゃいけないとか

【スモー】というところで、また3人辞めるっていうところが、1年半、2年前?1年半前かあって、そこでまた大きく変わっているんですけれども、たぶんそのメジャーデビューから、メンバーが辞めるっていう話になったところまでも大きく変わっているし、その瞬間から、メンバーがメンバーに伝えた瞬間から、多分大きく変わっていて

【スー】うんうん

【スモー】そこから、辞めるメンバーがファンに発表するタイミングってあるじゃないですか

【スー】はい

【スモー】やってる人達がそう決めて、ファンに発表するまでのその数か月間て、すごい面白かったんですよ

【スー】おー、それは何が面白かったんですか?

【スモー】やっぱりその残る人は頑張らなきゃいけないし、辞める人は、まあその日で終わりだしっていう(笑)やっぱり、そのなんか各々持ってる考え方は違うと思うんです、それはメジャーデビューの前にリーダーが辞める時もあったんですよ

【スー】うんうん

【スモー】その数か月間、リーダーが辞める時は1か月くらいでしたか、その3人が辞める時も3か月くらい、その間ってすごい面白くて、何やっても面白いんですよ

【スー】うん

【スモー】だけど、その辞めることが分かるじゃないですか、その瞬間に「あ、そういうことか!」って

【スー】あー!ファンは知らないからね!

【スモー】はい

【スー】なんでこんなに面白いんだろうって思ったら!

【スモー】何やっても、毎回そのライブの出来が、前回より良い、前回より良い、今回最高だ!みたいな瞬間がどんどん来るんですよ

【スー】うん、せつねぇ緊張感だな!

【スモー】今すごい最高だ!ってなってる時に…

【スー】ハッハッハ!

【スモー】「転校します」みたいな話になって

【スー】ギャー!ですね

【スモー】ホントにやっぱりそこで、やってる人たちが終らせなければ終わらないものだとは思うんですけど、やっぱり形が変わっちゃうじゃないですか

【スー】そうですね

【スモー】そこで、抜けていっちゃう子のファンはいなくなっちゃうだろうし

【スー】そうでしょうね

【スモー】ファン側も大きく変わるところがあったりして、そこはやっぱり流れで見てないと、でもその瞬間、転校して、メンバー泣いていて、っていうのを見たらエモーショナルな部分はあると思うんですけども、でもやっぱりそこはそれまでを見ている人とその瞬間(だけ)を見ている人では、感じ方が多少違ってくるのかなって思いますね

【スー】なんかプロレスにしても、アイドルにしても話を聞いていて思ったのは、そのエモーショナル、まあ「エモい」っていうね、使い古された言葉もありますけど、気持ちをどこまで動かすかっていうのが、もしかしたらデカい要因なのかなって、例えばアイドルで言ったら良い曲を発表するとか歌が上手くなるとかダンスが上手くなるっていうことが、全部0とは言わないけど、それよりも気持ちを動かす装置というか

【スモー】そうですね

【スー】プロレスももちろん上手くなるとか、試合で応援している人が勝つとか負けるとかっていうことよりも、なんでしょうね、人の気持ちをグワっと動かす、しかも作為的ではなく

【スモー】そうですね、やっぱりその、プロレスに話を戻すと大家健っていう人は勝てないんですよ

【スー】ほう

【スモー】とにかく

【スー】とにかく勝てない!

【スモー】はい

【スー】ガンバレ大家だ

【スモー】出てくる相手、出てくる相手、自分より格上だったりとか、実績がある人だったりとか、多勢に無勢だったりとかっていうことで、とにかく勝てないんですよ、でも勝てなくても最後にBadCommunicationを流すんですよ

【スー】ほほほほほー(笑)

【スモー】 B'zの

【スー】(笑)世代だね、なんかね

【スモー】 BadCommunicationを流せば、みんなが楽しくなるんですよ

【スー】ハッハッハッハ!(爆笑)すごいシステム!

【スモー】それが出来るから負けられるんですよ

【スー】はいはいはい、そこで楽しい気持ちにみんなを出来るからっていうことだ、担保されているんですね

【スモー】大体血だらけになって負けるんですよ

【スー】うん

【スモー】勝率多分、1割とか2割くらいだと思うんですけど

【スー】低いね…

【スモー】月に1回しかないので、年に2、3回しか勝たないんですよ(笑)その中でも、最後に負けてボロボロになって、団体が無くなるかも知れない…みたいな状況になっても、最後にBadCommunicationを流して、みんな盛り上がって、今日は楽しかったねって言って帰るんですよ

【スー】くっくっく、すごいなその手法

【スモー】それって、言ってしまえば大仁田厚が昔やってたことと一緒なんですよ

【スー】というのは?

【スモー】勝とうが負けようが大仁田厚はワイルドシングを流して、最後客とリング上からハイタッチをして、水をかけて帰れば、みんな楽しかったって

【スー】はい

【スモー】勝っても負けても

【スー】ある種の様式美みたいなものを自分で作るっていうのも、ひとつのやっぱりそうですよね、不確実なもの、ライブもそうですけど、プロレスは私は何回かしか見たことないですけど、不確定要素が多い、つまり楽しめるかどうかが非常に不確実だっていうことにお金を払う時、もちろんハネた時は素晴らしいですけど、コケた時に、あの出演者がいるから最後にアレがあるはずだからっていう担保があるのはデカいですね

【スモー】そこは大きいかもしれないですね

【スー】うん

【スモー】それってやっぱり、ある人ない人っていうのがいて

【スー】興行全般に言えることかもしれないですけどね

【スモー】まあそうですね、ライブでも最後にお決まりの曲をやったら

【スー】そうそうそう

【スモー】楽しかったねって言って帰れるみたいなところが、今BadCommunicationにあるんですけども

【スー】ハハハハ、まだちょっと私もすぐ見に行くっていうところまではいかないですけど、これでもさっきの大きい物語を見るっていうことは、実はエンターテインメントの中でオタって呼ばれる人達はもう当然のごとく知ってる

【スモー】感じてることなんだと思います

【スー】手法じゃないですか、手法っていうと言い方悪いけど、感じ方だと思うんですけど、オタ気質じゃない人にとってのエンターテインメントっていうのは、その日1日楽しみに行くものだっていう風に認識していると思うので、その大きな流れっていうのを意識したくなるような物を作っていくっていうのは大事ななんだろうな、やっぱり、全てのジャンルをコアが潰すじゃなくて…

【スモー】ああー

【スー】なんとかが潰すって、ブシロードの社長が言ったっていうのがありますけど、もちろんそうなんだけど、最初の火種はその人達がつけるんだよね

【スモー】そうですね、まあそれがどういう広がり方をするかっていうのは大きくて、前回来た時に面白いファンが付かないとSNSでいくら…

【スー】言ってましたね、広がんないって

【スモー】良い悪いっていっても広がんないっていうところは、いまだにやっぱり問題としてあるところで

【スー】この時代になっちゃうと特にですよね

【スモー】そうですね、あの、写真撮る人すごい増えたんですね

【スー】うん

【スモー】ボクも写真撮ってるんですけど

【スー】おーおーおー

【スモー】プロレス見に行ってる時は、で写真撮る人すごい増えたんですけど、単純に写真を貼るんですよ

【スー】うん

【スモー】何がどうじゃなくて

【スー】どうじゃなくて

【スモー】それはあんまりな、って思うんですけど、オホホ

【スー】もうちょっと貼り方があるだろってっていう

【スモー】やっぱり伝えるっていう人、伝える能力みたいなものっていうのは、やっぱりエンターテインメントに関しては大きいんじゃないかなって思いますね

【スー】やっぱ興行ほど生もののものはないですね

【スモー】まあそうですね

【スー】一回死に体になっちゃうとちょっと難しいんですよね、そっから復活するのは

【スモー】そうですね

【スー】あんまり知らない私が言うのもなんだけど、総合とかの話をもう誰もしなくなってしまって久しいみたいな

【スモー】ああー、ボクはなんか突然UFCを見始めましたけどね

【スー】なんか盛り上がってたみたいですけどね

【スモー】最近、UFCをちょっと見てますけど

【スー】こないだ東京もやってましたけど、日本も

【スモー】そうですね

【スー】行ってはいないんですが、土曜日だったので…金曜日かアレ?ね!

【スモー】なかなか

【スー】だから面白いんですけどね、やってる方も見てる方も、運営する方も

【スモー】そうですねー

【スー】そこが一番面白いんですけどね、じゃあちょっと半年後また

【スモー】そうですね

【スー】来ていただきたいんですけど、その時には何になるのか

【スモー】まあそのガンバレ☆プロレスの次に来るであろう、まあガンバレ☆プロレスはまだ来ていないんですけど、CWPっていうのがあるので

【スー】それはなんですか?

【スモー】それはアマチュアプロレスです

【スー】じゃあちょっと皆さん、半年後にCWPっていう名前をお忘れなきよう

【スモー】まあこれは来ないかもしれないんですけど(笑)ちょっとガンバレ☆プロレス、大家健選手はDDT総選挙というのがDDTのグループ団体でやっているんですけど、それの中間発表で3位

【スー】おおー上がってきてますね!

【スモー】で、夏にKO-Dっていう、DDTのベルトですね、一回獲りまして

【スー】はい

【スモー】ま、3分くらいで獲られちゃったんですけれども

【スー】ハハハ!早!

【スモー】まあ獲りまして、両国国技館にも出ましたので、これから注目していただいて、まあ気にしていただくと

【スー】いいかも?

【スモー】もしかすると良いかもしれないというところで

【スー】分かりました、是非皆さんガンバレ☆プロレスの方を興味あった人はチェックしてみてください、というわけで今日は半年に1回の最近のプロレス事情ということで、スモーさんに来ていただきました、ありがとうございました

【スモー】ありがとうございました

※音源は https://note.mu/sumorock/n/n9a57d9b584f8