20190505 プロレスリングwave

20190505
プロレスリングwave
CATCH THE WAVE 2019~開幕戦~
後楽園ホール


昨年の年末に後楽園ホールで一時休業に入って、
4月の頭から復活していたプロレスリングwave
やっと行くことができました。
平日の新木場とか無理なんですよね……休日の昼、後楽園最高。*1
プロレスリングwave恒例のリーグ戦「CATCH THE WAVE」の開幕戦です。


私はそんなにwaveに明るくないのですが、
宮﨑さんが復帰してからの後楽園ホール大会はボチボチ見に来ています。
個人的には、今一番成立感を感じている団体なので、
女子プロレスを見たいという人にはお勧めです。*2


さて、空席除けばほぼ満員*3の会場でリングアナ勢の前説があり、
リーグ戦開幕ということで入場式からスタートです。
所属団体の興行があった、ヤングブロックの梅咲*4選手以外の全選手入場式の最後は、
CATCH初出場の4選手*5の選手宣誓で〆。


■CATCH THE WAVE2019~ヤングブロック~(10分1本勝負)
HIRO'e(長浜浩江改め)vs星いぶき


蕨には行くけどアイスリゴンはあまり見ない勢なので、
星いぶきさんのイメージが無かったですが、コーナーを順に回って
クロスボディを打ったりして意外とハム子さんとは違った感じなんですね
と思いました。多分、試合見たの初めて。
HIRO'eは全勝してヤングブロックを優勝するという意気込みでしたが、
思ったよりも攻め込まれていたのでは?という感じ。
最終的にはキッチリと勝ってましたが、キャリア的にも
ブロック唯一の所属という点でも、優勝が義務付けられている感があるので
頑張ってほしいというか、結果出さないとなのかなと思いました。
試合後のマイクよりも試合の内容だなー。*6
今回のルール的にヤングブロック優勝はレジー*7に近いので。*8


■CATCH THE WAVE2019~ビジュアルブロック~(15分1本勝負)
志田光vs有田ひめか


有田のサイズは目を引くけど、志田と並ぶとそこまででもない。
とはいえ、若干持て余す場面もあったように思いましたが、
結果的には志田の完勝だったような気がします。
有田は状況が整わないとまだ爆発しないような感じかな。
ヤングブロックの方が良かったかも。


■CATCH THE WAVE2019~テクニカルブロック~(15分1本勝負)
旧姓・広田さくらvs岩田美香


リーグ戦でも旧姓の試合は変わらず。
セクハラシリーズの攻防も、岩田の方もこのところ当たっているので
勝手知ったるというか、岩田の顔面と表情・リアクションで生きる。
ボ・ラギノールで謎の血を吹くやつとかが無かったので、これがリーグ戦か……
とも思いましたが、旧姓の一通りを受けきって返していった岩田の勝利。
両方生きたなと思いました。


■CATCH THE WAVE2019~パワーブロック~(15分1本勝負)
宮崎有妃vs優宇


このカードがあったから迷ってたけど行くことにしました。
宮﨑さんのシングルってなんだかんだいって貴重なんですよね。
そして相手が優宇ということで、私の為に用意されたような試合だなと。
まあ勝手に思いまして。
優宇*9もデビューする前ぐらいに東京女子を見に行かなくなってしまって、
ガンプロとの入れ替え*10の時に見かけるくらいだったのですが、
退団して海外に行って、戻ってきて各女子団体に出るようになっていたので、
むしろ試合見る機会があるかなっていう感じでいたら、キャッチに参戦ということで。
逆にラッキー、さらには宮崎さんとの公式戦です。
ショルダータックル合戦でも互角で宮崎さんの「舐めんなー!」に対して、
「舐めてない!」と返して最終的には倒してたように思います。
それこそあの頃の宮崎さんはDDTにも出ていて、当然優宇も観戦してたので、
この絡みも、長く見てたらご褒美があるもんだよなというもののひとつでした。
最後は雪崩式のタカタニックで優宇の勝ち。
説得力、という感じでした。
勝って驚くとともに大喜びだった優宇はとても良かった。


■CATCH THE WAVE2019~パワーブロック~(15分1本勝負)
水波綾vs高瀬みゆき


高瀬は応援したくなるという才能を持っているなと。
去年も出ていて開幕戦の桜花戦を見て、ちょっと心配になるというか、
まだちょっと怖いなっていう感じでしたが、今年は水波を相手にしても
そういうところは見せなくなってた。
病み上がりの水波もどの程度の調子かなという感じでしたが、
そちらもあまり心配ないかなという感じで、なかなかの
好勝負だったのではないでしょうか。
渡り合った高瀬に最後はGドライバー*11で水波の勝利。
これ何?と思った水波のフィニッシャーがGドライバーだった
というのは帰宅してから知りました。


■CATCH THE WAVE2019~テクニカルブロック~(15分1本勝負)
彩羽匠vs門倉凛


なんでwaveで?というニュートラ対決でした。
彩羽がスーパーフリーク出そうとしたのに驚いた*12し、
ランニングスリーで決まったけど、門倉はあわやって場面も無かったかも。
そんなに見てはいないし、基本タッグを見る機会が多かったこともあって、
門倉が何で勝つのかっていうイメージが全然できてなかったけど、
最終的には丸め込み以外だと何で勝つんだろうなーっていうまま終わってしまった。
彩羽の技の制度がそこまで高い感じしなかったけど、全然勝ちそうというか
決ったら勝ちそうっていう感じがあったけど、門倉にはそれが無かった。
ヤングの出場決定戦で負けて本戦に出てるっていうパラドックスもあって、
見る目が厳しくなりそうだし、シングルでこれで勝つみたいなのは、
見せていく必要があるかなと思いました。
負けないのと勝つのでは全然違う。


■CATCH THE WAVE2019~ビジュアルブロック~(15分1本勝負)
桜花由美vs野崎渚


メインは所属同士のリーグ戦になりました。
野崎は復帰してから各種スリーパー*13
あわやシングルのベルトまでみたいなところまで上げてきてるから、
今回のリーグ戦も結果は期待できそう。
とはいえ、新社長の桜花も盛り上げていかないといけませんね。
っていうことで、試合の8割がビッグブーツ合戦だったような気もしますが、
ボコボコに蹴りあった結果、野崎がドルミルIII*14で勝利。


今年は1リーグ4人ということで、リーグ戦は一人当たり3試合しかないので、
1試合の結果が大きいので、初戦に勝った選手はグッと有利になりますね。
この後は昼のホール大会が無いので、今年のキャッチ観戦は多分最後で残念。


試合後に売店で宮崎さんに優宇はどうだった?と聞いたら、
「良い選手だよね~」と言っていて、その後お客さんがきたので
それ以上詳しくは聞けなかったけど、宮崎さんにシングルで勝つんだから
いい選手だよね。優宇売店はちょー混んでたので、そのまま帰りました。


全7試合ではありましたが、リーグ戦でありがちの時間切れ*15もなく、
はじまる前には休憩が無いという話だったのに、休憩もとって、
14時前くらいには終了していたので、サクサクでテンポ良い大会でした。
女子プロレスを見たなーって感じがあるので、waveは見やすい。

*1:たまたま別件があったので、この日に限っては夜だったら……と思わないこともありませんでしたが、基本的には休日の昼に後楽園ホールで3000円のチケットがある団体は最高です、欲をいえばバルコを開けてほしいなというくらいです

*2:女子プロレスにプロレス以外の何かを求めている人にはお勧めしません

*3:結構厳しめな入りでした(主催者発表519人)

*4:梅咲遥 ワールド女子プロレス・ディアナ所属、ダレジョ出身

*5:彩羽、岩田、有田、優宇

*6:異常な強気のマイクも面白いといえば面白いです

*7:ちなみにwaveのシングルベルト(Regina di WAVE)です、2018年末に引退した大畠美咲が最後に持っていたので現在は返上されていて空位

*8:本戦優勝者がレジーナになって、ヤングブロック優勝者が第1コンテンダーになるので

*9:その昔、DDT船橋ららぽーとで夏に毎日ビアガーデンでプロレスをやっていた頃に小学生だった彼女に毎日のように会っていたダメな大人の一人でした

*10:ガンプロと東京女子が昼夜でやることが多かったので、すれちがうことがたまにありました

*11:みさえちゃん直伝だって

*12:かわされた

*13:ドルミル

*14:チキンウイングフェースロック式のドルミル/胴締めスリーパー

*15:15分1本なので