結局(20090504マッスルハウス8について)

20090505
マッスルハウス8
後楽園ホール

結局、坂井が制御できないもんなら続けられないよね。

一度上がったハードルはなかなか下げてはもらえないだろうけど、ここで一回壊してもいいんじゃないかな。
ドン小西も言ってたぜ、今年は原点回帰だってさ。*1

後楽園を持て余してるのはいまに始まったことじゃないと思うけど。

器に合わせるために用意するものにひと工夫が出来なくなってきてる気がして。
できることやろうよ。無理してギリギリできることを。
無理しないで出来ることはやらなくてもいいけど。

客が言うことじゃないし、事実そんなことないのかもしれないけど、なんかやりたいことやりなよって。

坂井がやりたいことが見たいんだ。

やりたいことが昨日のアレだったら、狙いが狭すぎますけども。

なんだかんだで楽しんでるので、辛い時こそ頑張ってと。今日見たタレ幕の文句ですし。
「頑張れよなんて言うんじゃないよ、俺はいつでも最高なのさ」とエンケンも歌うのでした。

最後のフィーバータイム前のグチャっとしたとこで、男色だけが喋るという構図にジュンときました。
あそこでマイクを持てるのはストーリーテラーの亜門さんと男色しかいないしな。
難しいこと考えるな的なことを言う人もいましたけれども。
頭空っぽで楽しめるほど軽やかに見れないですね。
もうそれはしょうがない。

しかし、今の流れの先に武道館は見えなくなった気がするのがとても残念。
何か歯車は狂っているように感じます。失速感。

まあ、本人が無理だって判断したら、辞めてもいいんじゃないかな。
でも、どうせやりたくなるよ。坂井がマッスル辞められるわけないと思うし。

【追記】

この興行がどれくらい酷かったのかを全く思い出せなかったので、試合レポートを見ましたが、鶴見亜門がリング上でキレた回でした。

それ以外の内容も結構な感じで、面白いけど、それってなんなの?っていうものでした(パチンコ台を題材にしたプロレス興行とは?)。

この頃、坂井が興行間隔、興行規模、内容への期待感に押し潰されそうになっているのを感じていた時期ですね。(本当のところは知りませんが)

*1:2009年のファッショントレンドについてです