たとえそれが台本であったとしても(20090103マッスルハウス7について)

昨日のマッスルについてのお話。

マッスルは毎回、今の坂井を見に行っているので、面白かったとかつまんなかったとかっていう感想が 薄くなってしまっており、それがいいのか悪いのか。

前半のトーナメントは出場選手が楽しかったので、良かったと思います。まさだまさだとかみやざきとか。

後半は坂井とか大家とかヤスとか今林さんとかが、号泣とか絶叫とかでもう涙が止まらないのです。 それは台本であっても、少しの本気であってもいいのです。 残念ながら、藤岡には感情移入できないのですが、 あの頃のATOMだとか、亜門だとか今林だとかっていうのが、 渦巻く環境におかれましては、もう感情が抑えきれないのです。

というか、歳をとったのかもしれません。もう思い出の中で生きているだけなのかもしれません。 でも、それはそれでいいのではないかと思うのです。

大家が泣いているのを見て笑う観客が正しい見方なのかもしれないなと客観的に思う自分もいる反面、何が面白いんだこの馬鹿、と思う自分もいるのです。

プロレスは結局思い入れを楽しむものなのだということにしてしまえば、もうそれでいいのです。大家に思い入れが無い人には、泣く大家は面白いものであり、大家に思い入れのある人間にとっては、泣く大家はそれだけで心が揺らされるものなのです。

それは、全てが台本でもいいのです。

会場に行く前にHERO(木村拓哉主演のドラマの再放送)を見ていたから、ちょっと感動しがち過ぎたのかもしれません。っていうか、HERO面白いよね。映画は見れなかったけど。

総じて言えば、今回もマッスルチームにやられてしまいました。

もう3年くらい見る度に泣いてる気がするよ。

だから、また行くよ。肉の日もいければ行くよ。

大仁田選手はオチの期待値には足りず。ワイルドシングの前奏で、既に苦い顔になっていたのは隠せなかった。*1

水は自分ちでやれよ。もー。あと虫も自分ちでやって。

サソリさんのベルト*2はいつ取り戻すつもりなんすか?

*1:この頃の私は大仁田に厳しかった

*2:IMGPというベルトがあり、サソリ(元全女の藤井巳幸)が保持していたが、同年の4月に引退を発表していた