20130510 ガンバレ☆プロレス

20130510
ガンバレ☆プロレス
ガンバレ☆プロレス ハウスショー2」
東京 市ヶ谷南海記念診療所

試合結果
選手入場式
 L.A.DIVINEが対戦相手の川佐が女のが気に入らない、
 Xが決まっていないということでカード変更
 大家「おかしいだろうがー!なんで今日になっていうんだよー!」

第1試合
◯吉野達彦(ガッツワールド)vsL.A.DIVINE×
※レフェリー暴行による反則勝ち
 試合後、ガッツ石島乱入、大家と口論から、
 6/2新木場大会でデバインvs冨永、石島vs吉野vs尾谷友洋の3WAYが決定

第2試合
川佐ナナvsライディーン鋼×
※スクールボーイ
 試合後、鋼が「私もシンデレラになりたいんだよ!」と言い出し、
 大家が「シンデレラはそんな格好していない、ドレスを着て試合をしろ」とのことで、
 6/2同カードをドレスアップワイルドファイトで行うことが決定

第3試合
◯木原文人全日本プロレス)vs今成夢人DDT映像班)
※チキンウイングアームロック
 死ぬほどオーソドックスなプロレスでした

メインイベント
大家健&×ガンバレ玉川vs浪口修◯&小笠原和彦
Lanakila-Nからエビ固め
 浪口の挑発でおおかと浪口のシングル決定
 乱闘に割って入った今成は小笠原先生とシングル決定
 今成「やられっぱなしは嫌だからー!」

 玉川が旗揚げから3連敗、
 玉川「努力しても頑張っても全然報われないじゃないですかー!」
 と大家に辞めたいと告げる、大家が玉川を張って目を覚まさせる、
 玉川は木原さんにプロレスを教えてもらえということでシングル決定
 大家「俺達は負けてばっかりかもしれねーけどな、
     負けて悔しいと思わなかったことはない」

感想はそのうち書くかもしれません。

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書きました。20130514
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色々と偶然が重なり間に合いそうだったので、
市ヶ谷にガンバレのハウスショーを見に行きました。

これまでは、見に行った人に話を聞いたり
インディーのお仕事でちょっとだけ見たりしてた程度で、
生で見るのははじめて。
正直言うと期待するものは何もなく、とりあえず見ておきたいな
という感じで足を運びました。

会場に着くと既に室内は満員で、当日券を購入しようとしたら、
外側(この会場は、建物の1階にあり窓が抜かれていて
外から観戦することができる)からになりますけどよろしいですか?と聞かれた。
売れてるじゃん。(とはいえ、100人弱かな?)

まあ、その辺を気にするものでもないのでいいですよといってチケットを買って窓際へ。
窓は2つ抜かれているんですが、ど真ん中に死角があり、
見難いといえば見難い。試合はグラウンドの攻防になるとほとんど見えない。
それでも最前列ならボチボチ見えるんですが、既に比較的見やすいところは
人が入っていたので、入り口側の人の後ろから覗き込むような形で観戦。

丁度入場式が始まっていて、ヒールサイドの選手以外が入場、
これまでの大会同様、発表カードのXが決まっていない。
リングアナ兼ブッカー?のワンダーマンに詰め寄る代表大家、
そこにディバインが女子とは試合したくないと駄々をこねる。
「なんで今頃言うんだ!」と怒りながらもカードを変更する大家、
Xはいないけど、何とかしろという流れ。

この流れは毎回やってるみたいなんですけど今のところはぼちぼち面白いんで、
飽きる手前まではやってもいいかもしれません。
この感想は実際見るのが初めてだったからかもしれません。

女子の試合はちょっとよくわかりませんでした。

木原さんの試合は始めてみましたが、めちゃめちゃオーソドックスな
腕の一点攻めで本当に理に適ったプロレスすぎてすごかった。
プロレスラーじゃないのにここ最近で見た中で一番プロレスだった。
今成も今風のプロレスで対抗してたのでコントラストも良かったし、
木原さんの黒すぎる肉体も今成の白さと良いコントラストになっていた。

メインは多分初期FMWのオマージュなんだと思うんだけど、
オマージュしている要素も色々混ざっているのでちょっと難易度高いなと思った。
別にオマージュじゃなければ、さらにただとっちらかってるだけだなと思います。

極論すればリングがないと難しいよねやっぱりという感じです。

この規模の団体(団体内ブランドではありますが)では、
比較的興行間隔が狭いほうだと思うんですが、
全般的にストーリー自体の流れは性急すぎるなとは思いました。
今回はハウスショーは来月の本興行に向けての煽りではあると思うんですが、
それにしても毎試合後に次の興行のカードが決まり続けるのはどうなのかなーって思いました。

大家と浪口のシングルにもったいつけてた意味はもっとわかんないですけど。

この団体は常にネガティブを抱えている人達が、
無理してポジティブになろうとしている物語を見るものなんだろうな
と思っているので、そこに登場人物以外は参加してはいけないのです。

登場人物でない観客が特に面白くもないチャチャを入れる度に
個人的には顔面が変形してました。面白いチャチャも別にいらないけど。
会場的に客席が近すぎるのでそこに介入したくなる気持ちもわかりますが、
見たものに対するリアクション、選手に対する声援以外の
自分主体の感情の入った声は出すべきではないなと思いました。

この状況下でそこをほぼシャットアウトしてやりきってるメンバーはよくやっているなと。
それに流されたら全てが終わりですから。
正直こんなにプロレスに寄っている団体だとは思っていなかったので、
ちょっと頭が切り替わるのに時間がかかった。
でも、これもいいんじゃないですかね。
楽しかった頃のプロレスの一風景ではあります。
とはいえ、これって20年前のものだから展開に詰まることもあるかと思いますが、
これはこれでやりきればまた新しい何かになる可能性はあると思います。
この感じの団体はもうないワケですから。まあそこに無くなった理由はありますけど。
あとは、冨永いないのは残念だった。

以上です。