20000330 DDT

長蛇の列
開場10分前にタウンホールに着くと、入口からは長蛇の列。
酷いもんだよ。ということで、最後尾に並ぶ。
ホンの数ヶ月前でもこんなに並んだ無かったですな。いやぁ、凄い。

カード表
DDTを観戦すると、まず当日のカードとアンケートが印刷されたモノが配られる。
みさえちゃんの試合がハンディキャップマッチになってる。
しかも相手にクラッシャー高橋。
今日もカード変更だ。大変だナァなんてことを考えながら、座席につく。
荷物を置いて売店を見に行く。CTNビデオってもう売らないの?毎回買うつもりだったのに。
アレ、売って下さい。お願いします。

カード発表、欠場選手
キムタクから本日のカード発表、カード表からもさらに変更があるようだ。
まず第1試合に出場予定の無かった、 高田慎一の名前がコールされる。
デビュー戦含め3回目の観戦ですな。もしかして全試合見てるのか?
そして、カード発表時に第1試合だった「昭和」と藤沢一生の試合が第2試合。
第3試合のタッグマッチに出場予定だった西野勇喜が負傷欠場の為
みさえちゃんのハンディキャップマッチにと発表したところで篠社長登場、
髪の毛も金髪になってます。
「みさえちゃんはうちの大事な選手です、そんな試合はさせられません」
「僕がやります、いいでしょ?」キムタクがカードの変更をコール、
これでみさえちゃん、篠社長組とクラッシャー高橋、カラス組のタッグマッチが決定。
この試合を欠場することになった西野勇喜が欠場の挨拶。
「やっちゃいました、肘の靭帯が今試合できる状態じゃありませんので、
今回は欠場させてもらいました」 早期復帰を望みます。
それとライダーさんも欠場、y2Dで痛めた足が完治しなかったってことですね。
ギリギリまで調整をしたものの、残念ながら欠場とのことでした。
セミ、メインは変わらず、アジアンクーガー久々のDDT復帰ですよ。さて、試合開始です。

■第1試合
○高井憲悟vs高田慎一×
(7分29秒 キャメルクラッチ
第1試合はy2D的なカードになりました。
高井にとってはライダーさんとの試合はチャンスだったかもしれないですが、しょーがないですね。
さて、対戦相手の高田はデビューしたての選手ながらも体格はなかなか。
身長が無いのはしょーがない。
若手同士の試合は意地の張り合いになってもらわなきゃ困ります。
高田も良く攻めたけど、流れを変える頭ツキのある高井が最後はキャメルクラッチ
帰りに飯食ってる時の話で出た、高田はWARッポイ体型をしているってのには、何故か納得。
まー、どちらもスタミナ不足でしょうか。

■第2試合
○「昭和」vs藤沢一生×
(5分48秒 アームバー)
昭和新日と平成新日の代理戦争。テイクザドリームと古館節。
「昭和」は序盤から猪木全開で、ナックルアローの3連発。
弓を引くストレートパンチでダウンを奪う。
しかし、今日はどちらも動きが良くなかったですね。
若干グクシャクとした流れもあって、失笑って場面もありましたね。残念ながら。
しかし、藤沢一生はストラングルホールドのバリエーションを見せる等の動きも披露、
そういえば試合時間も短かったけど、これとラリアット以外のケンスキームーヴは出なかったな。
「昭和」の昭和ムーヴに引きずり込まれたか?
最後はアームバーで藤沢一生ギブアップ。昭和対平成は昭和の勝ち。ダーッ。

■ビデオ上映(三上inプエルトリコ2)
プールサイドでバカンス風な三上、ビデオカメラを発見して「撮ってんの?」
IWAプエルトリコから3年契約のオファーがあったとの報告。
「契約することにしたから、DDTは辞めるよ」と途中、高木さんから三ちゃんへ口調も変わる。
そこでお約束のTAKA登場「何やってんだ?」とプールに蹴り込む。
場面変わってIWAプエルトリコの事務所。ノックしてドアを開けるとビクターキニョネスが。
早速契約書を取り出し、サインをしろとまくしたてる。
三上がペンを持つと、TAKAが「ちゃんと読めよ、内容わかってんのか?」
三上はテキトーに眺めて「大丈夫です」とサインをする。
キニョネスとガッチリ握手な感じで帰宅。
最後はTAKAが「まー、こういうことだ、三上は日本に帰らない、
これは俺じゃなくて三上がきめたことだ、俺ももういいだろ?宣伝にもなったしな、
俺はそろそろ引かせてもらうよ、じゃあな」とアコーディオンカーテンが締まりビデオ終了。
流れ出すビタースイートサンバ。

■篠社長withサンダーさんのオールナイトニッポン
寂しくなってしまったオールナイトニッポンのコーナー。
まずはハガキです、いつものネオレディーズ大好きっ子さんから。
「ReMixってなんですか?」篠さん誉める「早いね情報が。12月武道館でやります」
そしてReMixのストラップをプレゼント。 私は貰えませんでした。
そして2枚目のハガキ加藤茂郎さんから「NeoDDTはどうなるんですか?社長何やってるんですか?」
これに対して、篠社長から爆弾発言が飛び出す
DDTも三上くんが抜けて、みんないなくなるDDT、NeoDDTも加藤さんまで遠くに行っちゃって……
NeoDDTは発展的解散をします」 ガシャーン!ファイヤーがかかる、
しかし花道から現れたのはピカチャウ。ガタイは異常に良い。
マイクを持つピカチャウ、第一声は「ピカチャウ」
そして「子供の夢を壊しやがって、子供に謝れ」と黄色いマスクのピカチャウ。
えーっ、ピカチャウってコトバを喋れるんだー。スゲー。
さらにピカチャウが正体をあらわす、うわー、子供の夢がー。
出てきたのは当然、高木三四郎。しかし、篠さんとっとと帰ってしまいます。
花道の奥でリングに向かい深々と礼、顔は晴れやかな表情です。
三四郎「なんだよ、三上あんなの2重契約じゃねぇかよ、絶対連れ戻してやる」
1人取り残された高木選手、ちょっと寂しそうだった。
いつもは途中で出てきて先に帰っちゃうからね。

■第3試合
みさえちゃん、篠社長vsクラッシャー高橋、カラス
※篠社長戦闘不能で、乱入してきた木村浩一郎と交代が認められる

■第3.5試合
木村浩一郎、みさえちゃんvsクラッシャー高橋、カラス×
木村(12分7秒 腕ひしぎ逆十字固め)カラス
篠社長がうちの大事なみさえちゃんのパートナーを買って出たこの試合、
まずは篠社長が先発、みさえちゃんを無理矢理下がらせて。
相手は高橋、っていうか、そりゃないよ。
一発でコーナーに戻って「たっち」とタッチを求めるも、みさえちゃんが拒否。酷いよ。
さらにやられたところでタッチ。
みさえちゃん体格が見劣りしないのがスゲーよなー等と思いながら観る。
カラス相手だと全然デカイしね。DDT初登場のカラス、若干焦りが見えましたね。
昔に比べたら全然良いよと、 大仁田興行を数多く観ている総裁にご意見を頂く。
なるほどっていうか、やっぱり厳しいのには変わりない。
確か篠社長は2回目のリングインで戦闘不能で大の字、
サンダーさんがコーナーに連れ帰ってみさえちゃんにスイッチ。
その後篠社長はリング下。
結局ハンディキャップを背負ってしまうみさえちゃん、
攻め込まれている所にJPWAのジャージが走り込んで来た。
あー、みさえちゃんの愛しのダーリン、こーちゃんこと木村浩一郎だ。
ここでレフェリーが交代を認め試合続行。
ジャージの下にはいつもの試合用スパッツを着用してました。
木村浩一郎が来てからは落着いたタッグマッチに。
しかし、こうなるとカラスが気の毒です。
そのカラスも木村を場外に落して三角飛びトペコンを見せるなど活躍。
場面はみさえちゃん対高橋、ブレーンバスターに行きたいのに上がらない、
こーちゃんを呼び込んで愛のツープラトン。投げきりました。
Gドライバーは出せなかったね。
最後はみさえちゃんが高橋を押さえている間に、木村がカラスからタップを奪う。
腕ひしぎ逆十字。渦中の人木村浩一郎、マイクを持つ
「格闘技をやっているのも自分なら、DDTでやってるのも自分、
DDTに出ないとはいいません、出来る限り出場します」JPWA問題に回答、
これからも木村浩一郎DDTで観られる。嬉しい報告でした。
木村浩一郎が出ると試合が緊迫感を持つからなー。締まる。

セミファイナル
佐々木貴、タノムサク鳥羽vsNeoウインガー、A・クーガー×
佐々木(18分59秒 エビ固め)ウインガー※D-ガイスト
y2Dエースコンビとマスクマンコンビの組み分け。
Neoウインガーが思いの外流れに入ってきたので面白い試合になりましたね。
クーガーは4ヶ月ぶりくらいのDDTマット復帰でしょうか?
待ってましたよ、私がDDTに通いはじめたら負傷欠場だったんでね。
本日の入場は1人ずつ、ウインガー、鳥羽、クーガー、佐々木の順。
テーマが一杯聴けて嬉しいね。
まずは鳥羽対ウインガーウインガー撃たれても余裕がありそう、
適度な所でダウンして一旦小休止って感じか。
それにしてもウインガーってやっぱり上手いんですかね?脚を取るにしても、
爪先の方を掴んで、パンチの当たらない位置に身体を置いてた気がします。
それでも鳥羽は殴り掛かります。当然ですキックボクサーですから。
そしてクーガーが出てくる。 ギロチンを温存して鳥羽を攻める。
受けはあいかわらずの鳥羽、とにかく相手を止めて佐々木にタッチ。
佐々木は今日も良いですねー、相変わらず試合は熱い。
クーガーのギロチン受けても、ウインガーのソバット受けてもイキオイは止まらないですね。
そして、珍しく場外へのダイヴが多い試合となりました。
やはりクーガー、素晴らしい飛び技を見せます。
何処からでもどんな状態の相手にでも襲い掛かるギロチン、スピードに乗ったトペコン。
これで、怪我から復帰して数戦なんだから恐ろしいですね。
サスガはインディーの至宝。ちょっと気になったのは、鳥羽がバックブローをかなりミスってたこと。
タッグマッチと言うことで、リング上がゴチャついたとかってのもあるかもしれないけど、
昨日に関してはカラ振りの方が多いくらいだったんじゃないだろうか?
スカしたあと、スグにもう1発って感じで撃ってたけど。
意表を突かなきゃバックブローじゃないよー。キングダムでも頑張ってね。
遠くて観にイケマセンが。何故九州。
最後はエメラルドフロウジョンじゃなくて、
D-ガイストっていうんですね、それでウインガーから勝ち。
佐々木がクーガーにエールを送る、ウインガーにもいくらでもやってやると宣言、
それを聞いたウインガーの「このやろぉ」ってのがタマリマセンでしたが。

■メインイベント
高木三四郎、菊澤光信、エキサイティング吉田vs折原昌夫、折原昌彦、ポイズン澤田Black×
菊澤(11分56秒 エビ固め)澤田 ※TFパワーボム
ガシャーン!ファイヤーで先にDDT正規軍が入場。
菊澤だけファイヤーポーズではなくドリーポーズ。「ドリー」との声援も飛ぶ。
すぐさま折原のテーマが流れる。
折原兄弟withポイズン澤田Blackの入場、ポイズンは茶色と黒のニューコスチューム。
茶色い部分は蛇柄、ケツに漢字で「黒蛇」と書かれている。
髪を切ったポイズン、アイメイクも半分緑で半分黒イメチェンを計っていた。
青コーナー、赤コーナーとコールが進み、高木三四郎がコールされた時点で折原組が突っかける。
ここからはトルネードタッグみたいな展開が続く。
入れ替わり立ち変わりリング中央に。めまぐるしく動く展開からポイズンがキャトル、早いよ。
さて、落ち着きを見せたリング上では金的合戦がはじまる。
折原が金的を出せば、菊澤も金的。
奇麗なドロップキックを見せる菊澤、安定してるね、さすが大物ルチャドール
ルチャ免許を持つ男です。
6人タッグとかになると俄然色が消えるのが昌彦と澤田。
なんか印象に残んないんだよね。 折原のアクが強いからなんだろうか?
三四郎のスタナーが連発で飛び出す、クローズラインを打ち込みファイヤーポーズ。
昌彦はスパイダージャーマンを出す、落ち方があぶねー、折原がムーンサルトで畳み込む。決らず。
エキ吉スクリュードライバー、ギロチン、ランニングエルボーで自己主張。
お膳立てが整った所で、今日は菊澤に〆が回ってきた。
サンダーファイヤーパワーボム、1発目が返されてもう1発。
サンダーファイヤーパワーボム、エビに固めて試合終了。
場内に流れるのはワイルドシング。
菊澤がマイクを持ってオイオイオイオイ、観客もリングに集まりマットバンバン。
三四郎もマットを叩いて煽る。ここで私もマットバンバンをしてた為、話の内容を憶えてないんですな。
駄目ちゃん。 三四郎レッスルマニア行きをアピールしていると、
篠社長が現れた「NeoDDTを解散して、DDTの正規軍としてやっていきます」
レッスルマニアツアーの参加者名簿には篠さんとサンダーさんの名前が並んでいることを発表、
一緒にレッスルマニア行くそうな。
菊澤が「アメリカには選手探しに行くって行ってたんじゃないのか?
ワシも分もなんとかならんか?」諦めきれない様子。
そして、三四郎重大発表「4.19折原と新設のDDTのベルトを賭けて決定戦をする、
そして三上はノーギャラでこのリング上にあげる」 来ない場合は、
渡米の際に連れて帰ってくるそうで。三上問題もイロイロありますね。そして、ロビーへ。

■いつもの三四郎集会
いつものようにロビーに出てきましたが、場所がいつもと違うところではじまりました。
メンバーは三四郎とあんちゃんとスーザンに加えて、篠社長とサンダー。
正規軍をアピールしてます。 向こうの映像はCTNとサムライが押さえるそうな。いいことです。
そして、トーキョーウォーカーに続いて、Cando PIAにも登場することが決定。
「専門誌が無視するなら、俺は一般誌を押さえてやる」苦笑いの週プロかわの記者。
レッスルマニア、三上、折原、新設のベルトと一通り喋って横を向く「なんだ、まだ居たの?」と篠社長に一言。
「俺はまだみとめてねーぞ」に対して「そー、照れるなって」と篠社長が返す。
そしてアカペラファイヤー。
で、帰ろうとした所で一つ思い出して戻ってくる「今日は3周年興行でした、みなさんありがとう」
そして、再びアカペラファイヤー。
「今日はココで緊急サイン会、紙はなんでも良いから、サインするよ」とメビウス売店からペンをパクる。
サイン会が続く中、会場を見渡すと今日は一流レスラー元エチセラ、佐野直、並木ちゃんと
またいろんな人が顔を出してました。
JPWA売店に居たのは岡本魂改め岡本衛だったんじゃないでしょうか?

20000330
DDT
旗揚げ3周年記念興行 審判 〜Judgement4〜
北沢タウンホール