20000521 DDT

ビデオ無し興行
私には初めての映像無し興行ですよ、鶴見青果市場国際プロレスプロモーションの聖地。 ここの場所も初めてです。やっと来たよ青果市場。っていうか、吉本で岩槻青果市場に行ってますね。 バス停で降りたらジャスコが。これが噂のジャスコか、へぇーとか思いながら会場に。 なるほど駐車場の1階部分だから、天気が悪くても大丈夫だね。まぁ、今日は天気良かったから余計に良かった。 さて、前回のアンケート半券での割引きも効いたので、3500円で入場できました。有難い。 今日はカード的にヒネリ無し、映像も無しでどう勝負するか?

限定5個
売店では、前日の三四郎集会inAOコーナーでネタになっていた「昭和」応援マスク、量産型「昭和」が売られている。 こちらはイロイロと検討の結果購入見合わせ。私のようなものが買ってしまってはいけないような気がしたので。 公式掲示板なんかで欲しいって書いてた人は購入できたんでしょうか? 私は我慢しました。グッと堪えて。

試合開始直前
青果市場名物の飲食売店にヒトツの影が。アイアンシェフだ、鉄人の料理がココで楽しめるなんて。 スゲェ、画期的だ。これもリサーチの結果か?機を見るに敏ってヤツですね。 そういえば、久し振りにリングアナにキムタクが復帰、メインリングアナを努めました。 さて、試合開始です。

第1試合
○クラッシャー高橋 vs 高田伸一×
(3分50秒 スピニングトゥホールド)
高田、ちょっと電池切れが早すぎるんじゃないですかね? 蹴りは出てましたが、4分弱の試合の中盤にはもう動きが鈍ってた。 蹴りを耐えた高橋、足攻めで布石を打ってスピニングトゥホールド。 1回転、2回転と耐えたが3回転目でタップ。 DDT出場選手では少なくなって来てしまった若手選手の一人、 高田選手にはもうちょっと頑張って欲しいものです。 っていうか、高田選手って何処の所属なんですか?

第2試合
ポイズン澤田Black 折原昌彦 vs 仮面シュータースーパーライダー 高井憲悟×
澤田(9分14秒 キャトルミューティレーション)高井
ポイズン、入場した早々にコーナーに上がって蝮アピール。これは流行らせましょう。 面白いんですよ、ポイズン。昌彦は相変らずオリハラテイストでアッピール。 高井は相変らず捕まる展開。ライダーなかなか入れず。アタマで挽回してタッチ。 ライダーキックも出たが、蝮ポーズのイキオイには勝てず。ライダーを分断した澤田昌彦組。 澤田が高井をキャトル葬。ポイズン、もうちょい上に持ってきましょうよ。

レンタル料金3万円、先客アリ
リングに残った昌彦、場内に折原の入場テーマが流れる。 折原登場、 「昌彦、おめでとう」 観客「何にー?」 折原「勝利おめでとう」 そんなのかってことで、話は続き「昌彦、お前ベルトレンタルしたいんだよな」 昌彦「兄ちゃん、俺にもベルト貸してくれよ」 折原「いいだろう、1日3万円だぞ」 昌彦「身内なんだから、安くしてくれよ」 折原「しかしな昌彦、お前より先に申し込んだ人が居るんだ、今日来てるかもな」 昌彦「えーっ」 折原「先にレンタルが決まっているのは、グレート選手だ」 ここでサスケ・ザ・グレートが入場。ファンタジー、これがファンタジーだよ! 普段は饒舌なグレート、今日は静か。これもファンタジー。 折原「防衛戦はみちのくプロレスで行う、防衛した場合は俺の防衛回数に加える」 ベルトはグレートの腰に、ココでかすかに聞こえるファイヤー。 三四郎、ラジカセを担いで入場、地味なファイヤー。 折原「おい、三四郎、ベルトが欲しかったらみちのくに獲りに行け」 三四郎「いいよ、みちのく行ってあげても」 観客「おおーっ」 三四郎「おい、なんで音響使わせてくれねーんだ?正規軍じゃなくなるとこうか?」 と言い残して去る。ラジカセファイヤーは音が小さすぎて合わせ難かったワ。 昌彦「(レンタル中に)負けたらどうなるの?」 折原「その場合、延長料金も負けた奴が払うんだ」

第3試合
荒谷信孝 エキサイティング吉田 vs 「昭和」 Neoウインガー×
荒谷(9分14秒 ムーンサルトプレスウインガー
荒谷と愉快な仲間たち、って感じです。序盤はエキ吉が腕を攻められ捕まる。 コーナーににじり寄り、荒谷にタッチを求めるが荒谷は変わってくれない。いぢわる。 エキ吉、レフェリーのグレース浅野にも怒られて、孤立とかね。 今日は先日亡くなったジャンボ鶴田さんへの追悼のテンカウントゴングが無いかわりに、 この試合中に追悼が行われた。ウインガージャンピングニーからオー、 「昭和」が「鶴田さーん」と言いながらバックドロップ、コーナーに上がってオー、オー、オー。 エキ吉も続いて、オー。荒谷にも促して、荒谷も恥かしそうに、オー。 DDTではこれで良いんじゃないか?って思いますね。追悼の意を表していたと思います。 その後場外に出ると「ジャスコ」コール。でも、ジャスコは無し、ノーモアジャスコ。 リング上に戻ったら、また全日ムーヴ。エキ吉がエプロンでウインガーに捕まる。 胸を叩くとツバ。永源式。10分弱の試合に無茶苦茶凝縮された展開でした。 最後は荒谷のムーンサルトウインガーに決まってフォール。荒谷はスゲェなぁ。

休憩後
イロイロと発表がありました。
DDTは「有限会社ドラマチックドリームチーム」として、会社登記
・代表にはいつも受付で仕事をしていた三輪氏が就任
・現場監督には木村浩一郎、その他役員に関しては後日発表
・6月から毎週渋谷クラブアトムで興行が行われる、毎週木曜日はDDTの日

セミファイナル
折原昌夫 vs 菊澤光信×
(8分18秒 ムーンサルトプレス
菊澤の入場の後ろに謎の白覆面が、猪木か!?ってワケはないんですが、 柔道着を着込んでマネージャーですよ。あっはっは。 そして、折原は素人3人を引き連れての入場。なんでも、この素人どもはTMガーディアンズっていうらしい。 また素人が試合に介入するんだよね、これがムカつくんだよ。 別に面白くないから、早く辞めてもらいたいですね。やるんなら徹底的にやって欲しいですわ。謎の白覆面のカットも優しく見えちゃった。そうなったら駄目でしょう。セミですよ? 説得力が無くなる方向には向けて欲しくない。そんなこんな介入プロレス。 試合自体は結構アッサリ目、素人介入が無ければもっと楽しめたかな。ま、私的には。 折原のスパイダージャーマンからムーンサルト。 折原マイクを持って三四郎を挑発「新宿は俺のテリトリーだ、新宿に来る時には気を付けろ、まずメビウスに電話しろ」 菊澤、控え室に戻る折原に向かって「トンパチガーディアンズだか、キンロクガーディアンズだかしらねーが、 新宿二丁目じゃなぁ、キンロクに気を付けろーっ」「オイオイオイオイオイ・・・」 「今日の7時(ホントは5時)から、ニセ大仁田の引退試合があるんじゃ、みんな見に行ってくれーっ」 「俺個人のことだけど、アメリカのインディー団体と交渉を始めた、並木Pにビデオを作ってもらって プロモーションしてる、まずは1団体、あと2団体と交渉する、年内にアメリカ行くぞ」

メインイベント
木村浩一郎 MIKAMI タノムサク鳥羽 vs 高木三四郎 NOSAWA 佐々木貴×
木村(20分34秒 アンクルホールド)佐々木
DDTの創生期のメンバーに鳥羽を加えた6メン、面白かったなぁ。 どの絡みも面白かった、鳥羽とNOSAWAがアップライトで打ち合ったりね。 でも、今日はMIKAMIと鳥羽はあまり目立たなかった。でも、それが功を奏してたんじゃないかな? 今日の会場内は、普段いつも見掛ける人と、この辺の人って感じの2分された客層。 北沢のようにコアじゃない。DDTファンじゃない客層を増やすのには、1興行で何を見せるか。 映像が無いのも逆に試合そのものを見せる好要因になったんじゃないでしょうか? 遺恨よりもその場の盛り上がりを見せる。ホントに面白い試合だったんですよ。 わかりやすいし、途中で何回か姿を見せた主役らしい黒タイツの選手、 その選手が相手の手足を掴むと観客まで悲鳴を上げる選手、 試合中に踊ったり、良く分からないスペイン語で捲くし立てる派手な選手、 ヤンキー上がりのキックボクサーみたいな選手、実直な佇まいを見せる若手選手、 そして、鼻に手を当てて、変なポーズを取る小さい選手。このコントラストが良かったなぁ。 最後は木村浩一郎が佐々木の足首を極めてフィニッシュ。 そして、木村「キツかった、でも楽しかったです、それで佐々木、どーするんだ?自分で決めろ」 佐々木「今までイロイロ悩んでました、でもこのまま高木さんの下でやっていくよりも、 高木さん越えを目指します、これは三上とか鳥羽が居るからじゃなく、高木さんを越える為に」 三四郎「佐々木、それでいいんだな?」木村「それでいいんだな?」と佐々木を呼ぶ。 佐々木、一瞬躊躇するも三四郎に頭を下げて木村浩一郎、club-EYEの後ろに続き控え室に。 リングに残ったのは三四郎とNOSAWA、リングを去るNOSAWAに「次はいつだ?」と問い掛ける。 NOSAWA「ごめんなさい」三四郎「これでもう最後かもしれないけど、楽しかったよ」 NOSAWA、控え室の前で「楽しかった、また」三四郎「またなやろうな、ありがとう」 NOSAWAが控え室に下がる、前を向き直し三四郎「佐々木がそーいうならしょーがねーよ、 三上、マッチメイクしょっぱい、6.29お前がマッチメイクすんだろ、どんなカード組むんだ言ってみろ」 三上が何かを言おうとした瞬間「んなぁこたぁ、どーだっていいんだよ!」お約束です。盛り上がる。 続けて三四郎「お前がどんなマッチメイクをしようとなぁ、次のメインは俺とお前のシングルに決まってんだろ! お遊びはここまでだよ、あー、お楽しみはー・・・って言うかよ!これから言う言葉は、流行らすぞ 次からちゃんと言えよー『これでいいのだー』まあ、いいか」そして三四郎集会に。

信号渡って、三四郎集会
ノーモアジャスコが合い言葉だったDDT鶴見青果市場大会、最後の最後に行っちゃいました。 三四郎集会inジャスコ前広場。こんなとこで騒いでたら怒られるってば。 でも、状況と事情の為に非常に短い集会でした。私は信号に引っ掛かってたので、内容はよくわかりません。 信号無視はいけませんよ。渡ってすぐに「巻いていこう!ガシャーン!ファイヤー!」巻かれちゃいました。 そして、信号をみんなで渡って青果市場に戻る。手を挙げて横断歩道を渡りましょう。 横断歩道上で、撮影なんかをしてたら、今度は信号が点滅。あっはっは。私はとっとと渡って眺めてました。 つーか、見切れるのは勘弁って感じで。出場選手のホトンドがそのまま大仁田興行に出場ってことで、みなさん移動です。 私もZeppに移動します、即移動となりました。

振り返れば
ホント面白かった、見る前は映像無くて大丈夫?とか、カードが普通すぎない?とか、イロイロと 突っ込むところもあったんだけど、最終的には試合だったね。特にメインは今年のベストかもしれない。 鳥羽と三上はいまんところ、やっぱりわかりにくい。鳥羽自体、三上自体というよりも、club-EYEのカタチが見えない。 結局は木村浩一郎が〆ざるおえなかった、自己申告式新正規軍。 三上どうしたんだよ、天狗なんだろ?木村浩一郎押しのけてでもマイクとるくらいじゃなきゃ駄目なんじゃないの? 鳥羽も試合だけじゃなくて、club-EYEのことも考えなきゃいけないんじゃないの? そこまでやっての三四郎越えでしょう。木村浩一郎の陰に隠れちゃうようじゃマズイでしょう。 佐々木の自立宣言により、三四郎はいよいよ孤立。さて、どうなる。

20000521
DDT
DDT 5月の遠足
鶴見青果市場