20000907 DDT

さて、久々に観戦記の様なナニを書いてみますか。本日は渋谷ですね、もうお馴染みのATOMですね。前回行ったのが、先々週のレディスデー興行で超満員だったので、どんなもんかなぁと思ってたんですが、これが普通の入りだよなって感じ。相変わらずパス付けてる人も多かったけどね。まーしょうがない。

今日は試合開始前に映像が流れてませんでしたね、まー繰り返しが辛いってな場面も無かった事も無いですが、前回までのおさらいが出来ないのは若干残念かなと。でも、照明も落し気味で音が流れてたからこれぞクラブって感じもしましたワ。これもまた良し。

そしてイントゥザライト、続いてプレジデンツコーナーですが、今日は篠社長も戻ってましたね、アメリカ帰り?っていうか、先週も帰って来てたのか。プレジデンツの3人に続いて出てきたのは、交通事故による首の痛みと腰の痺れ?で先週欠場した木村浩一郎の入場。首にはコルセット、痛々しいです。三輪社長の方から欠場の説明がはじまると、それを遮って木村「今日は出るよ」三輪「駄目ですよ、医者も駄目だって言ってたじゃないですか、会社も責任とれませんよ」と押し問答。そこに試合コスチュームでトランクケースを持ってメイクまでしたNOSAWAが登場「今日、試合ないの?」木村が「無いよ、メキシコ帰れ」と答える、しかし、木村浩一郎が復帰となるとJPWAマンが浮いてしまうってことで、マッチメイク変更か?ってところで、第1試合に。

第1試合 太陽ロホ vs 黒影
試合前のコメントで、黒影改造計画のあることを知る。先週タッグリーグの公式戦で負けたハライセにポイズンが黒影の改造を宣言してたらしい。しかし黒影改造されるのはまっぴらってことで。先に入場はロホ「ビバメヒコー!」そして、黒影はロホのことを「3分で倒す」とコメント。なーんか、展開が読めてきますな、笑える予感。黒影入場で、ゴング。黒影が攻めて開始1分も経たないうちにコーナーから決めるぞ!とムーンサルトを狙う。しかし、これは時機尚早、案の定ロホが避けて丸め込み「イヤッハ!」そして、入るスリーカウント。試合時間は1分弱、太陽ロホの勝ち。そしてロホはこう言った「昔の人は言いました、慌てる乞食はもらいが少ないデース」さらに「改造でもなんでもされてもっと強くなってクダサーイ」ロホ退場、残された黒影、怪しく流れる音楽、落とされる照明。蹲る黒影。会場内のモニターにはビーカーに入ったヘビがコポコポいっている。ポイズンが北沢までに改造してやるとモニターの中で言っている。黒影は「俺は改造なんかされないぞ」空しく響く叫び。あーあ、改造されちゃうんだろうなー、みたいなー、来週は行けないんだよなー、ズルイよなー。来週に続く。

第2試合 NOSAWA ポイズン澤田 vs JPWAマン 藤沢一生
期待のJPWAマン、なんでもアマレスの実力者だとか。前回見られなかったので、消えちゃわなくて良かったー。っていうか、マスクのプーマがバッタ臭くてたまらんです。ポイズンはガラガラチョップ以外にもパターンを増やしてきた。ボディブローも手はヘビの形。まーそんな調子だけに、ポイズンとJPWAマンは手が合わない。JPWAマン随所にレスリング技術っていうんですか、見えてましたね。足とって倒す場面とか。しかし、NOSAWAもルードの動き。こちらもJPWAマンとはちょっと合わない。ってことで、藤沢大活躍?ってこともないか。試合中盤でストラングルホールドを出す藤沢に対して、NOSAWAもコーナーからのトルニージョ。これがまた強烈に入っちゃったね。でも、この後の藤沢、ちょっと動き止まったけど、ラリアットとか良かったな、やられているだけじゃなくなってきたねぇ。ポイズン組に分断され、リング上に残った藤沢、キャトルで葬られる。残念ながら、JPWAマンの見せ場はベリートゥベリーの連発だけに終わった。

何故か流れるFIRE、高木三四郎とNOSAWAが登場、高木三四郎アメリカ進出第一弾を発表ということで、10月アメリカに乗り込むぞと意気込んでいると、NOSAWAがあの話無かった事にと言いはじめる。えーっ。しかし、続けて「ボク、10月って言いましたよね、アレ間違ってたんです、9月23日だったんです、ブッキングしておきました」若干焦ったように見えた三四郎だが「パスポートはもうとってきた、いつだっていいや、9月23日行ってやるよ」「高木三四郎アメリカデビューはメインで」遮ってNOSAWA「高木さんはボクと組んで、レボリューションアリーナで第1試合です」「えー、あいてはー?」「○○と××っていったかな?(選手名失念)」「なんだよー、もっとなんだー、スヌーカとかさー」「第1試合です、ちゃんと来てくださいね」とキリのいいところで、行ってくるぞと〆。

第3試合 DDT最強タッグリーグ戦公式戦
タノムサク鳥羽 MIKAMI vs 木村浩一郎 橋本友彦
さて、交通事故の怪我をおしての登場の木村浩一郎の公式戦です、スーサイドボーイズはここまで得点無し、これに勝たないと優勝どころか決勝にも残れません。対するスーパーレッスルは木村抜きでも3点をゲットでブロック首位。スーサイドボーイズが先に入場、ビフテキ、オンナ、スーパーカーを呪文の様に唱えて最後は「ワー!」と大喜びする映像が流れてリングに上がってきました。木村は「今日は足引っ張っちゃうかもしれないけど」と橋本に言って入場。前半は橋本出づっぱり、鳥羽と間合いの取り合い。若干鳥羽有利か、パンチキックをコツコツ当てる。対して橋本掴めない。柔道家は掴めないと話にならんからねぇ。足払い式ローも出すが単発。何度か投げに成功するものの、鳥羽ペースは変わらず。相手がMIKAMIに変わっても主導権は握れず。MIKAMIも間合いに入らせない。橋本ブが悪いねぇ。しかし、一回捕まえたらちっちゃいMIKAMIと細い鳥羽はポンポン投げられてしまう。いやー、橋本の投げはスゲェなぁ。木村に檄を飛ばされて、鳥羽に殴られても倒れません。捕まえては投げ、捕まえては投げ。やっと木村に繋ぐと木村浩一郎やっぱり違うといった感じ。ボコボコに蹴る。鳥羽もMIKAMIも木村浩一郎の前ではなかなか自由にはさせて貰えない。スーサイドボーイズ、場外に誘うしかし、これが逆効果。木村浩一郎の怒りにスイッチが入る。場外でボコ。鳥羽をリング内に上げる、もう鳥羽はヨレヨレ。橋本も息を吹き返す。コーナーに戻った木村浩一郎を再三分断しようと場外に落とす橋本がリング内に残されるが、ことごとく木村がカット。しかし、木村を場外に落とした鳥羽、追いかけて降りる。リング下でガッチリ押さえたところでMIKAMIのジャックナイフ式スクールボーイが決まる。木村浩一郎、振り切ってリング上に戻るもカウントはスリー。スーサイドボーイズ、優勝に望みを繋ぐ3点でスーパーレッスルと並んだ。

そして、MIKAMIが同点だから「延長しよう」と持ち掛ける。木村、鳥羽に向かって「どうよ?」そしたら、鳥羽は「木村さん、やっぱり本調子じゃないですよ、来週決定戦やりましょう」困った顔のMIKAMI、笑う木村「だってよ」とMIKAMIに返す。首をかしげるMIKAMI。木村「まー、1週間じゃ治りませんが、三上くん、鳥羽くん、来週お願いします」と握手を求める。鳥羽は握手、MIKAMIもと惑いながら握手して来週の北沢で決勝進出チームの決定戦が行われるという事に。スーパーレッスル退場して、リングに残るスーサイドボーイズ。MIKAMI「これは延長の流れだろ?流れ読めよ」鳥羽「来週勝てばいいんですよ、全勝ですよ」MIKAMI「万全の木村浩一郎が出てきたら負けるよ、どーすんだよ」鳥羽「はじめの目標通り、木村さんとこも倒して優勝するんですよ、ビフテキ、オンナ、スーパーカーですよ」MIKAMI「もういい、勝てばいいんだろ、時間もあるから、終わり」ってな感じで会話が進んだような。正確なのは憶えてませんわ。

ここで、怪文書を送られている「昭和」がリングに立ちインタビュー。経緯の説明の後「これだけの内容の挑戦状を送ってくるって事は、かなりの実力者と言うことも考えられます、昭和選手、負ける事はないですよね?」これに答える「昭和」は「はじめから負けると思って勝負する奴がいるか!」とリングアナを張った。お約束も忘れない。さて、この挑戦者は誰なのか?

メインイベント DDT最強タッグリーグ戦公式戦
高木三四郎 エキサイティング吉田 vs佐々木貴 西野勇喜

うぃーあーれぼりゅーしょん、おーばーざくらっしゅ!ってことで、今日はエキ吉あんちゃんのお子さんの誕生日だそうで、勝利をプレゼントしたいところ、しかも勝てば優勝決定戦トップ当選となる。佐々木もだんだん自己主張っていうか、前に出て観客にアピールとか出来るようになった気がします。会場の狭さもあるのかもしれないけどね。ディスイズウォー。西野は相変わらずのニセタズ。さて、試合はあんちゃんが「昭和がなんだ」と言いながら、昭和な技を出す。ブロックバスター、かわず落し、最後は前蹴りからのフィッシャーマンズスープレックス。それに対してD-NAは維新軍風の連携から「気合だー」でポージング、対戦相手のポージングをパクるのが彼らのパターンらしい。しかし黙ってないのはレボリューション、龍原連携のサンドイッチラリアットから、ロープに振ってクラッシュ連携、2人揃って正拳突き、オーバーザクラッシュ。この時にはその前の攻撃でエキ吉ヘロヘロだったけど、奮起。高木三四郎が佐々木と揉み合う中、エキ吉が獲った。子供への誕生日プレゼントとなる勝利ですね。これで、リーグ戦こちらのブロックはレボリューションがトップ。北沢へと進んだ。祝杯をあげるレボリューション、三四郎「これで、子供が来てたりするんでしょ?」エキ吉「来てないよ」三四郎「またー、そーいいながら、ホントは来てるとか」エキ吉「家でお留守番、呑む打つ買うの、この親父、子供に悲しい思いはさせられない」それじゃあと、〆に。「今日からまた新しいのが増えたけど、もう大体分かるはず、行くぞー、ウィーアー、レボリューション、オーバーザ、クラッシュ、俺の曲かけろ、ミュージックスタート!」FIREがかかり、コーナーに立つ三四郎、後ろでエキ吉がモルツ両手に踊ってる。なんとなくこれがDDTの正しい〆のような気がします。

そして、メインを高木三四郎が〆たってことは、三四郎集会ですね。バーカウンターの前に集合して集会。アメリカ行きの話をひとしきりした後で、リング脇に残っていたプレジデンツを「呼び出し」だ。「三輪、お前がやりはじめてから、観客動員が減ってるんじゃないのか?営業努力はしてるのか?」「専門誌にカード発表をしたり」「はー?それが営業努力か?」「スポンサーと交渉したり・・・」「夜の銀座で遊ぶのが営業努力か?それじゃあ、今度夜の銀座にカメラを入れて、会場で映像を流してやる」そして努力の結果を見せろってことで「来週までに後楽園ホールの仮押えをしろ」ということで〆。後楽園の水曜のカラクリとかも披露してた。やるな笑点。ということで、来週までにホールの仮押えは出来るのか?がんばれプレジデンツ、それなりに。

今日はヒソカに北沢よりカードがいいなとか思ってたんだけど、面白かったですよ。会場の入りがレディスデーの半分くらいに感じはしましたが、もうちょい入っててもいいかなとは思いましたが、適度でしたね。後半の試合のハードさが怖さすら感じさせましたが。内容も良かった。北沢いけねーんだよなー。きー。

20000907
DDT
NON-FIX 9.7
渋谷 club ATOM