20131201
「旗揚げ戦」
北沢タウンホールも久々に行きましたよ。
下北自体も新しい下北沢駅が出来てからたぶん初めて。
当初夜興業で発表された、東京女子プロレスの旗揚げ戦は、
いつの間にか昼興業となり午前中から行くことになりました。
とりあえずメール予約だったのでチケットの引き換え時間までに
と思い11時くらいに到着。なんか列ができてて30人くらいかな？並んでました。
話を聞くと入場列らしいので、ロビーのテーブルで椅子に座って暇潰し。
11時半過ぎてもチケットの引き換えははじまらない感じだったんですが、
うっすら列ができたのでその後ろで待機。
当日券と予約引き換えが一緒の列になってたところを見て代表が飛んできて
「当日券をお求めでしょうか！？」と列に向かって声をかけてました。
それなりに前売りが売れてたみたいで、当日券の枚数が少なかったようで、
30人くらいが列を作ってたのを見て驚いたみたい。
結局、その時点では当日券目当ての人は5人くらいで、
「じゃあいいです」って言って中に戻って行ったのが面白かったです。
チケットを引き換えて、入場の列に改めて並ぶと
なんかヤバい系のおばちゃんが、続々並んでいく列を見て
何故か当然のように人の前に入ってきてなんかモゴモゴ口を動かして
キョロキョロ辺りを見てたので怖いから触れずにほっておきました。
本物志向だから、プロレス会場は。
ほどなく行列が一般道まではみ出てしまったので、
時間前倒ししてロビー開場して列を詰めて行く。
この辺の機転は一番使えるでお馴染みの彼の裁量。素晴らしい。
そんな感じでロビーに入ると50から60番目くらいの位置。
朝9時からならタウンホールが開いているからみたいな熱い話をしてた人が
いたと思うんだけど全然人いない。もしかして情報戦だったのかな……。
この暇な並び時間に売店をひやかして、次回王子大会の座席表を見る。
真ん中に大きな四角が書いてあるので、これリングですか？と聞いたらリングだって。
BASEMENT MONSTARにリング入れるとどんな見え方なのかなー。
ステージ席を買った方がたぶん見えるんだろうなーと思いながらチケットは買わず。
そうこうしている間に入場がはじまりましたので入場。
あ、セットバックがない……。
セットバック有りで段差のある世界を想定していたのに、全席椅子で高低無し。
おいおい！
ちょっと衝撃を受けながら仕方なく青コーナーよりの2列目に。
結果最悪の席だったな。もうちょっと本気出すべきでした。
次の出番がある高田を除く全選手入場式。
カンナちゃんが挨拶。手短にふわっと終わったので再度〆なおして終了。
そんな感じでまずはライブです。
時間をたっぷり使ってDPGを辞めて東京女子に専念するという高田の為の
「君島、部活やめるってよ」のパロディVTRを流す。
こちらは残念ながら映画を見てない上にDPGにも興味がないので全く話が入ってこない。
たぶん出来はかなりいい。でも一切入ってこない。
そして、DPGのメンバーが入ってきて曲をやったのかな？
そして、高田がDPGのメンバーに対しての手紙を読む
多少の面白と辞めることについての普通の手紙を泣きながら読む。
それに対して他のメンバーの反応対応でさらにちょっといい話風の
雰囲気になってるんだけど、相変わらず入ってこない
そのまま感動の最後にもう一曲みたいな流れも、こんな感じだから当然押し押しで、
曲が流れず「あれ、もうダメかな？」みたいな話になってどうするの？
ってところでやっと曲が流れて最初にやった曲をもう一回やって、
持ち時間の倍くらい使ってました。持ち時間知りませんけど。
そんなこんなで高田はDPGを辞めて、プロレス（と一般の仕事？）に専念、
リーダー（なの？）福田に試合のセコンドに付いてくれるように頼み
福田快諾して出番がやっと終わったのかな。
まあ、このパートはVTRの出来も良かったしまあ面白かったです。苦手だけど。
寺島さんは黒のミニのワンピースでリングを飛び回ってらっしゃいました。
可愛らしいけど何をどうしたいのかなーって思っている間に終わりました。
ハイパーさん達は細かい心遣いのある準備をしてきてくれた上に、
一番声がデカくて一番動き回ってたからすごい。ライブは2人でしたけど、
物販にはコルセットの方も参加してました。
そして、本編プロレスです。
旗揚げ戦は初の3試合が組まれましたよ。
第1試合
KANNAvs高田あゆみ
件の高田のデビュー戦をKANNAが相手するという第1試合ですが、
高田はキャラ付けが上手いなと思いましたね。
打撃の打ち合いの流れになると反撃する時に奇声を発したり、
身長もあるのでなかなか見応えがありました。
DPGの出番では黄色のエナメル系のコスチュームだったのに、
試合は黒の上下でもっと派手目な色でよかったんじゃないのと思いました。
結果的には一通りの動きを見せたところでKANNAの逆エビでギブアップ。
これは決まってからちょっと早いかな？と思いましたが、
まあ逆エビが決まったらギブアップでいいような気もしてます。
欲を言えばKANNAにもっと差を見せて欲しかったかな。
ボディスラムでふわっとしないようにしてほしい。
共に新人の括りでありながらも、約1年のキャリア差があるという
難しい課題に向かった試合だったなと思いました。
第2試合
もう特にこの試合について何もないですかね。
中島、腐るなよって感じかな。ただただ中島がかわいそうな試合でした。
坂崎については良くも悪くも何もやってないけど、
打たれ弱いのはなんとなく見て取れました。
シングル3試合ってワケには行かなかったのかな……。
名前を出してない人に関しては無感情です。
SGP所属の選手も出てたように感じますがちょっと記憶にないですね。
メインイベント
一生懸命にエース決定戦だ的な煽りをしてきた山下木場戦ですが、
ここは一度直接当たって山下がとっているので、木場のリベンジに期待する試合。
そもそもこの団体が山下を中心に回っているのは誰が見ても明らかなんですが、
節目のこの大会で軸をズラせるかっていうところが見所かなと思いました。
試合の内容的にはこれまで1年弱やってきた延長を見せるような形、
打撃の山下に寝技の木場。これは変わらず。
最終的には体力的なところで山下にはまだ他の選手はかなわないなという感じだった。
木場の関節は足が中心だったかな？
それでもまだまだ決まりそうだなって思うレベルにはなってなかった。
入りにもぎこちない部分があったりしてたかな。
関節技は入り方が美しいと説得力が俄然上がるので。
結果は蹴って山下の勝ち。終わってみれば順当でした。
勝った山下が、これでエースだという宣言をして、倒した木場に対して
頭もいいし受験生だから勉強もしてて凄い自分の頭はアレだという
言わなくてもいいことを言っていました。
ヘッドロックの攻防はマットではあまりやってた記憶がないかな？
DESEOのマットを考えるとリングは広いね。
最後、木場にコメントをっていう流れになったのを桃知みなみが一旦止めて
正規の段取りを進行して、改めて〆を木場がやることに。
いつものように感じ悪く「受験生の木場でーす」って話はじめたけど、
まあ途中で感極まったりしてて、次回大会の告知をはじめたところで、
「次は1/18、1/18？センターの日じゃん、出れるのかな…」と言い出したので笑いました。
結果的に初期メンバーの3人が
リングではじめてシングルマッチをやった感じになるのかな。
そういう意味ではそこそこやってた気がします。
大会を総じての感想は奇跡はなかなか起きないねっていうことですかね。
まだ奇跡は起きなかったけど期待感はまだあるから見やすいうちに
是非って感じですね。あとは見たいアイドルが出たらですかね。
ライブパートの部分にちょっと大きな疑問が残ったかな。
会場と動員のバランスとかなんか諸々考えさせられました。
とはいえ、チケット完売だから世の中チョロいよね。
まあでも旗揚げのご祝儀的な部分が大きいだろうし、夜に本興行もあったからね。
それと馴染みのある会場だったことも大きいかな。
諸々の人選や組み合わせについては一旦考え直してほしいなとは思いました。
大会後に偉人への取材ができたので覚書的に書いておくと、
セットバックを出さなかったのはライブを立って見る人が多く出るのではないか
という予想で平置きになった。（夜はセットバックを出したそうです）
思った以上に（旗揚げとはいえ）人が入った。
今日に関してはプロレスファンが多いが本体のファンはそれほどでもない。
この形式で得してる奴らがいる。と、そんな感じでしょうか。
あと、文句や要望は甲田さんに言ってくれと言われましたので、
今度甲田さんに言おうと思います。いや言わないですけど。
諸々の人選や組み合わせについては一旦考え直してほしいなとは思いました。
期待感はまだあるから、1月も行けたら行きます。
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○KANNA（４分39秒、逆エビ固め）高田あゆみ●-----
※主催で初めてのリングを組んでの興行
