20140817
東京 両国国技館
DDT「両国ピーターパン2014 ~人生変えちゃう夏かもね!~」
ダークマッチ開始予定時間の5分前に席について、
客電が点いたままの両国国技館に入場してくる6人は、
花道からリング上でそれぞれ個性を出してて良かったです。
席的には正面だったのでゲート奥からの光を背中にしての登場から
花道へ、そしてリングインまでよく見えました。
先入場の青コーナー側は中島の入場曲で。
えーりんはリングインして両手を広げるポーズ、
坂崎はリングを走り回って、中島は跨いだロープで転ぶ。
初期メントリオはジンギスカンで入場。
KANNAはいつものようにコーナーに登り、
木場はリングを前にしていつもよりは短い祈りのポーズ、普段登らないコーナーに。
そして、最後に踊りながら入ってきた山下がサビで手を突き上げる。
いつもの感じと特別な感じ。
初期メンと中島は1年ぶりの長い花道をどんな感じで歩いたんでしょうかね。
さて、東京女子プロレス提供のダークマッチは、
東京女子プロレス史上初の6人タッグです。
序盤は木場と中島のプロレスらしいやりとり。
フロントヘッドロックをめぐる攻防からフォールのブリッジ抜け。
ロープワークとフォール合戦。
両軍スイッチして山下と坂崎の絡み。
ロックアップして腕の取り合いから首投げ。
さらにスイッチしてKANNAとえーりんは、えーりんのドロップキック。
KANNAはチンクラッシャーで倒してフォール。
そのままKANNAが自軍コーナーへ。
ここからはこれまで各々がやってきた事を順に見せていく感じですね。
山下の後ろ回し蹴りを首に引っ掛けてヘッドシサーズに入るやつとか、
中島の飛びつきネックブリーカーとか片足ドロップキックとか。
KANNAはブレーンバスターで綺麗に投げていたし、木場のコルバタも決まってた。
中島と木場の絡みになると若干回転数が上がっていくの面白い。
山下の謎のカクタスジャックナイフみたいなやつ出てたな。
えーりんは餃子を絞め技じゃない使い方をしてましたがどうなんでしょ。
坂崎はカットプレーの間とかいいのに、
自分が権利持ってる時はちょっと間を取りすぎる感じがある。
面白に向かいすぎてテンポ感あんまり良くない感じするんだよな。
奇想天外をもうちょっとテンポに合わせて入れてほしい。
とはいえ、スワンダイブ?のボディプレスの打点が異常に高くて凄かったです。
結果最後、今年は山下が蹴って勝ちました。バコーン。
思った以上にプロレスしてたし、淀みない場面が多かったから
1年やってきたこと見せられたんじゃないかなと思いました。
去年も今年もダークマッチだったけど、赤井さん以外の女子は
東京女子のメンツ(清水愛さん含む)しか出てないわけで、
その役割は小さくないなと思っています。
DDT両国に出ることでプロレス界での認知を上げることで
起こるであろう諸々については既に頭を抱える感じありますが、
今より規模が小さくなったら消えてしまうので、もう仕方ないですね。
プレイベントからそこそこ見てきた新人達が
リングに上がれて良かったねが去年、今年はプロレス見せれたねって感じです。
DDTの両国だけがバロメーターではないですが、唯一外プロレス界との接点ですし、
1年ぶりに見たっていう人達に成長しているんだなという部分が
見せられたのではないでしょうか。
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